7月1日は日本童謡協会が定めた「童謡の日」、毎年童謡の発展振興に貢献のあった方々に日本童謡賞が与えられます。昨晩はその授賞式がありました。今年は日本童謡賞特別賞に「すずかけ児童合唱団」が選ばれていました。昭和30~40年代は子どもの数も多く、児童合唱団もたくさんありました。私も一時期児童合唱団のピアノをやっていました。合宿があったり遠征旅行があったり。団体生活の中で、年長者は必ず下の子を見なければならなく、児童合唱団のピアニストはピアノを弾くだけではなく合唱団の大きな家族のお母さんになったようでした。この「すずかけ児童合唱団」の団員の皆さんは今は分からないかもしれませんが、大きな家族に居たこと、色々な歌を自分の財産として持つことを、貴重なことだと思う日が来ることでしょう。児童合唱団に日本童謡賞特別賞を授けたということに、とても意義深いものを感じました。