子どもは耳にするものをオウム返しに真似をします。長い文章でも分からない言葉でも真似をします。そういった時に、その都度言葉の説明をした方がいいのかどうか、幼児を研究している方にお聞きしたところ、弁証法的に子どもは言葉を獲得するので説明する必要は無いと言われました。弁証法を辞書で調べますと、「みずからの発展によって新しい統一に到達する方法」と書いてあります。子どもの言葉を獲得する力は、大人が真似のできない力です。子ども達に、絵本、うた、会話、色々な形で、言葉を獲得させてあげたいです。言葉が豊富になると、生きていく上で、自分の気持ちを整理したり、考える力を持つことができると思います。