最近よく聞く「気候正義」について
気候正義って最近よく聞くけど、
いったいなんなのか知っていますか?
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実はまだ知らない人も多いかもしれないので
ちょっとだけ解説しますね。
ご存知のように、
地球温暖化によって
地球上のいろんな場所で
洪水、干ばつ、山火事などが起こっています。
6月初めの河南町でおきた
大雨による土砂災害もその一つですね。
温暖化の原因となっている
温室効果ガスを一番排出しているのは
誰でしょう。
なんと、
今排出されている温室効果ガスの半分は
地球上で上位10%のお金持ちが出しています。
世界で上位10%のお金持ちというと、
2019年のデータでは純資産約1200万円以上・・・
私のブログを読む人の中に
当てはまる人もいるのでは・・・
逆に、
下位50%の貧困層は
全体の10%しか出していません。
たぶん、先進国に住む私たちは
平均的な所得で暮らしていても
上位20%とかに入るのかな。
私たちの贅沢な暮らしの皺寄せは
経済的とか社会的に立場の弱い人に。
洪水の危険があっても安全な場所に引っ越しできない
私たちの暮らしに欠かせないリチウム採掘によって
採掘地の水が枯渇
昨年、ソウルでの洪水で被害が出たのは
映画「パラサイト」のような半地下の住民だった
事例は枚挙にいとまがありませんが、
さらに今後は
今の環境問題になんの責任もない
若い人たちが必ず被害を被ります。
これってめちゃくちゃ不平等じゃないですか?
この不平等を問題として認識し、
是正するのが気候正義の動きです。
最も温室効果ガスを排出している人が
その被害に最も関心をもたないと。
公正で持続可能な社会を求めていこう。
誰も取り残さないように。
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日傘が手放せない季節になった。