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Global Greens Congress 2023に参加したよ②民主的選挙制度のはなしとか。
さてさて、前回の続きです。
記憶がおぼろげになってきていますが、
しっかり思い出して書いていきます。
①↓
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6/10
【地域と国での緑の党】
◎ジェニーレオン
(国会議員 オーストラリア)
彼女は中華系として初めての国会議員だそうです。
そんなバックグラウンドがあるからか、
オーストラリアの先住民族の土地問題に取り組んだりしています。
現在、緑の党はオーストラリアでは3番目に大きな政党ですが、
議員をふやすために必要なことをいくつか挙げました。
❶地域問題への意識(他の政党が取り組まないもの、例えば家の取得の困難さなど)の掘り起こし→様々な専門家との繋がりで解決に導くのが緑の強み
❷選挙制度の不平等を解消。
事実として、indonasiaの33%が緑の党を支持しているが、
選挙の仕組みに阻まれていて議員をだせないでいる。
こういった不平等は党内を含めてあちこちに存在しているため、
解消のために動く(個人の利益のためではない)。
❸弱い立場の人たちと連帯。
◎フランクハビネザ博士
(国会議員 ルワンダ 次期大統領選出馬予定)
ヨーロッパ、アフリカで
緑の党が重要なポストを担うようになっている。
ルワンダでも2017.2018の選挙で成功し、
2人の議員が誕生している。
コンゴ、モロッコでも国会議員が誕生しているが、
エジプトでは厳しい状況。
一方でネオナチが誕生している。
例えば、
フランスではマリールペン、
アメリカではドナルドトランプ、
スウェーデンでも。
陰謀論がまことしやかに広まっていて
緑の党の脅威となっている。
snsなどで真実を伝えていく必要がある。
来年、大統領選に出馬する。
負けても勢力拡大に寄与できるし、
以前より有利な条件になっている。
立候補にかかるお金の引き下げも実現したい。
2017年と2018年の公約は70%くらい実現済み。
フランク議員とセルカ。
◎レオナルドアルバレズ(メキシコ)
アメリカ(大陸?)で900万の支持票の意味。
アジェンダ2030には
熱帯雨林、砂漠など多様な生態系があるが、
ブラジルでは100万票、
アメリカでは700万票が緑の党を支持。
得票の高低に関わらず、お互いに協力すべき。
◎허승규(韓国 緑の党副代表)
ユ大統領の緑の政策はイマイチ。
韓国内の他の政党は再エネ政策もない。
来年、韓国の緑の党では挑戦する予定だが、
人々に投票のモチベーションがない。
一番の敵は現大統領ではなく、
気候変動を無視するなど、人々の政治への無関心。
でも、既存の政治を容認するわけにいかないので、
希望を捨てない。
日本の例(汚染水への抗議)、などを行なって、
昨年18%得票したが議員はいない。
来年安東市議選に挑戦する。
【民主主義と政治プロセス】
◎セスパイパー(ノルウェーオスロ コンサルタント)
イギリスの選挙制度はtwo party systemであり、
片方をおさえたら、もう一つも総取りという仕組みで
死に票が増える。
ノルウェーなど比例代表制度をとる国は
貧富の差などが少なく、
より社会の平等が達成できている。
もちろん、投票率も高い(死に票が出にくいから)
オスロ市議会の投票率も右肩上がりである。
選挙改革の取り組み(変化のために人員を獲得する)
死に票防止のために制度改革が必要。
ニュージーランドでも比例制度にかえた。
◎キムヘイミー(韓国)
韓国の緑の党は勝者総取りという選挙制度に敗れた。
今回の選挙で準備をしたことについて
大統領の直接選挙のために長く戦いがあった。
(実現したことが大きな意味)
韓国の政治制度は日本のような制度?(政党助成金とかも?)
韓国緑の党は憲法改正をもとめている。
(現行の)勝者総取り制度でマイノリティが出てきにくい
❶定数拡大
現在国会議員数は300人しかいない。
これは人口17万人に1人になる。
(ちなみにOECDの平均は人口8万人に1人)
定数を広げることで多様性の確保ができる
500人の市民と選挙制度の改革委員会が開かれた。
多くが定数拡大に賛同。
❷議員特権廃止で予算確保
❸比例代表制を完全に実施→長期的な課題に対応
長くなったので2日目は2回に分けてかきます。
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