おすすめ本『私は自分のパイを求めるだけであって人類を救いにきたわけじゃない』 | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

おすすめ本『私は自分のパイを求めるだけであって人類を救いにきたわけじゃない』

おすすめの本

 

最近読んだ本をご紹介。

 

 

 

韓国のフェミニズムのことが描かれた本ですが

作者のエッセイ形式なので読みやすいイエローハーツ

 


 

 

 

一人で生きる力を奪われている女性

 

私たちは、今までのところは

男性からチョイスされる立場でした。

 

シンデレラも

白雪姫も

古典的なプリンセスは

美しくて優しくて、王子様に選んでもらいます。

 

 

女性たちは

よりよい人からチョイスされるために

一生懸命に着飾り、

履きにくい靴に足をねじこみます。

 

 

だって、

とにかく、男性に媚びないといけない。

 

 

よくメディアで「女性は美にこだわる」とか言われるけど、

ほんまはそうじゃないんよね。

 

ほとんどの場合、

女性には

生涯を一人で生きていくだけの

経済力が与えられてないんよね。

ついでに、安心とか安全も。

 

 

だから、

媚びて男性の経済力に依存しながら生きるのは、

卑しいからではなくて、

ただの生存戦略やねん。

 

 

 

 

そのためのお化粧であり、ハイヒールであり、

長い髪であり、ブラジャーであり・・・

 

 

 

 

 

しかも、その立場からは

未婚である限り逃れられないってゆう

社会的圧力があります。

 

 

 

 

そうゆうことを問題視して

筆者は今年の春にはソウル市長選に出馬しています。

その訴えがこれ↓

 

 

「女性一人でも住みやすいソウル」のスローガンは

今までのどの政党の主張よりも

私たちに響きます。

 

 

女性を積極的に活用、

女性が活躍できる国・・

色々なことを言われてきましたが、

すべては男性社会と、

男性の既得権を脅かさないようにしか

女性の権利を認めようとしてこなかったと言う思惑が

透けて見えていました。

 

 

 

そうじゃなくて、

私たちは主体性を取り戻したいだけ。

 

男性が当たり前にできていること、

一人で生きていくことを自由に選択できる

経済力や安全がほしいだけです。

 

 

 

 

 

 

私たちのパイを取り戻すのにできること

 

男性社会において、

男性たちがスクラムを組んで

自分たちの権力や経済力を守っている場所には

どんなに有能な女性でも

丸腰では弾き返されて孤立してしまいます。

 

 

私たちはお互いにスクラムを組んで

助け合わないといけないと筆者は主張しています。

 

 

 

 

そのために、まず出来るのは

「女性にお金を使う」ということ。

 

仕事を頼むときは女性の仕事人に、

消費するときは女性が経営する場所で。

 

 

そうゆう需要が増えているのか、

Google mapでwoman ledと検索すると

女性が経営しているお店や会社を

見ることができるようになっています。

 

 

河南町周辺を検索してみると、こんなかんじ↓

 

 

 

 

 

 

また、オンライン、オフライン問わずに

女性たちが連帯することも必要です。

 

男性に邪魔されることなく

安心してビジネスを展開するために、

お互いの存在を認識しあえるように。

 

 

筆者は女性たちのソーシャルクラブとして

カフェを運営しているそうです。

 

 

 

 

 

 

そうやって連帯して、

助け合って、

私たちの主体性を取り戻していこう。

 

 

 

本の中には、

広告業界にいた筆者の経験や考えが

もっとたくさん詰まっています。

 

働く女性なら共感しまくると思うので

ぜひ読んでみてね。

 

 

私は自分のパイを求めるだけであって人類を救いにきたわけじゃない

 

 

 

 

いつも応援ありがとうございます。

 クリックしていただけると励みになりますラブラブ

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ