九州大学で生体実験や解剖をしていたってしらんかった。
元豊中市議の熊野さんが
伯父の日記などを頼りに書かれた書籍が
ドラマ化するそうです。
九州大学で
墜落した米戦闘機に乗っていた人を捕まえて
生きたまま実験や解剖を行なったという
すっごく興味深いテーマです。
以下、熊野さんご本人の言葉です↓
これは
終戦直前に軍と九大が
撃墜した米軍機搭乗員を
生体実験し解剖したという事件です。
戦犯裁判になりましたが、
真相は明らかにされず、
九大はタブーとし、忘れさせられました。
1998年、
アメリカが公開した戦犯裁判資料が
国会図書館におさめられました。
私はこの資料と、
生体実験に反対したにも関わらず
裁判で首謀者に仕立て上げられて
死刑判決を受けた伯父の獄中日記等にもとづき
「九州大学生体解剖事件七〇年目の真実」(岩波書店)を
2015年出版いたしました。
このたび拙著をもとにした
NHKドラマがオンエアされます。
NHK終戦ドラマ
「しかたなかったと言うてはいかんのです」
2021年8月13日(金)
総合 よる10時(75分)
【出演】
妻夫木聡 蒼井優 永山絢斗 鶴見辰吾 山西惇 辻萬長 中原丈雄 若村麻由美 他
【原案】
熊野以素著「九州大学生体解剖事件70年目の真実【脚本】 古川健
タイトルの意味は?
生体実験に反対したが
止められなかった主人公は
その責任を負って後半生を送ります。
「戦争だから仕方がなかったのではないか」
と問いかけるライターに対して
「どんなことでも
自分さえしっかりしておれば阻止できるのです、
しかたがなかったなどと言うてはいかんのです」
と答えました。
今日に通じる言葉です。
↑
以上です。
私自身、生体解剖事件について
全く知らなかったので驚いています。
戦争って、
こうゆう非人道的な事が
まかり通るメンタルになるという意味でも
本当に悲惨。
繰り返してはいけない・・・・じゃなくて、
今起こっている紛争でも同じように傷ついている人がいます。
止められるように活動していきましょうね
いつも応援ありがとうございます。
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