戦没者の遺骨が含んだ土砂を辺野古の埋め立てに使用しないでください。 | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

戦没者の遺骨が含んだ土砂を辺野古の埋め立てに使用しないでください。

全国250人の自治体議員が要望書を提出

 

 

大阪府の茨木市議会では22日に

 

「沖縄戦の戦没者の遺骨などが混入した土砂を埋め立てに使用しないこと」を求める意見書を全会一致で可決したそうです。

 

 

 

↓23日のニュースで茨木市議の山下慶喜さんがうつってるね。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、23日には防衛省に直接要望書を提出しました。

その様子も新聞で報道されています。

 

 

 

 

要望書の内容は以下のとおりです。

全国で250人もの自治体議員の賛同があったようです。

 

実は、私も賛同者の一人ですニコニコ

参議院会館での記者会見はコロナやし行くのやめといた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄で戦争の犠牲になった方の遺骨を辺野古の埋め立てに使わないで

 

 

 

さて、一体なにを要望しているのか・・・を説明しますと、

 

第二次世界大戦で

日本の中では、唯一沖縄が地上での戦いになりました。

その結果、県民の犠牲は10万人以上となり、

その方たちの遺骨の収集がまだ終わっていません。

 

 

 




 

 

いま、政府は辺野古基地をつくるために

うつくしい珊瑚礁を埋め立てています。

 

 

 

私が辺野古を訪れた時のブログ

 

 

 

 

 

この埋め立てに、

遺骨の収集が終わっていない場所の

土砂を使う可能性があるとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、

埋め立てに使っている土砂に

遺骨が含む可能性が

出てきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

70年経っても、2875人の遺骨は見つかっていない。

 

 

兵士や一般人

すべての戦没者18万8136人のうち、

まだ2875人の遺骨が見つかっていません。

 

本来なら、

兵士の遺骨は国が責任を持って

収集するべきですが、

国が積極的な姿勢を見せないために、

遺骨を拾い集めて

仮安置場所に持っていくボランティアがいます。

 

 

 

 

↑遺骨収集を続けてきたボランティアの具志堅さん

 

 

 

2016年に、ようやく

「戦没者遺骨収集推進法」ができて、

「戦没者の遺骨収集における国の責務を明らかにする」との条文ができました。

 

 

 

 

しかし現実は、

法律ができても、遺骨の収集は進んでいません。

 

 

 


 

もちろん、

ボランティアの働きによって

遺骨の収集が終わった地区もありますが、

激戦により、

多くの犠牲者を出した本島南部では

まだ、遺骨が見つかります。

 

 

 

 

 

遺骨がまだまだ出てくる可能性がある地域も「土砂採取地域」に追加

 

 

今年の4月に

防衛省が出した設計変更では

土砂採取地に「本島南部」が

新たに追加されました。

 


これを受けて、地元の業者は

多くの遺骨が見つかっている

「魂魄の塔」の隣接地で

採石する届出をしました。

 




 

特に子どもの遺骨は小さくて、

なんの知識もない業者が

遺骨を見分けられるのか疑問です。

 

 

 

その場所では採取しないでほしい。

 

という遺骨採取ボランティアの具志堅さんの想いに

全国の自治体議員、

現職の国会議員が応えるために

意見書や要望書を出しています。

 

 

 

 

 

 

沖縄県民の心を踏み躙りつづける現政府

 

 

 

県民の70%以上が

辺野古の埋め立てには反対しています。

 

憲法に従えば、

地元の声を最優先しないといけないはず。

 

ですが、現政府は沖縄の声を踏み躙っています。

 

その上、遺骨の収集が終わっていないのに

その地区の土砂を埋め立てにつかう・・・

 

 

 

 

 

 

むごすぎる。

 

 

 

 

 

 

 

辺野古の埋め立てに関しては

河南町でも地元の民意を尊重することを求めた要望書をだし、

可決しました。

 

ですが、

今日も辺野古ではパトカーに先導された

100台ほど連なるダンプカーで

土砂の埋め立てが続けられています。

 

 

 

せめて、その土砂は

遺骨が含むものでないように。

 

 

 

 

防衛省への要望書に賛同しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関心を寄せてくれる方が増えて、

この想いが少しでも広がりますようにお願い

 

 

 

 

 

 

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