激推し書籍『人新世の「資本論」』① | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

激推し書籍『人新世の「資本論」』①

できるだけ沢山の人に読んでほしい本を
ご紹介します。








まぁ、私が紹介しなくても
超話題、超有名なのでイマサラ感が半端ないですがキョロキョロ



内容が濃すぎて、説明できないのですが
とにかく、
資本主義のまま気候危機に立ち向かうなんて都合良すぎ。
ってことがよくわかった。








資本主義は
次にあげるようなイビツな状態を加速させるんよね。

ダイヤオレンジ社会になくてはならない仕事(エッセンシャルワーク)よりも社会になくてもいい仕事(bullshit jobs)の方が賃金が高い

ダイヤオレンジ生産過程において、使用価値よりも商品価値の方が重視される

ダイヤオレンジ一部の資産家のために多くの労働者が貧しい生活を送っている(森林や土地や水は本来地域の共有財産であって、地域の人たちの生活を支えるものなのに、今は遠くの土地所有者を富ませるものになっている)

ダイヤオレンジ資本家を富ませるために、遠くの国から資源や労働力を搾取している



近年は受け入れ難いレベルまで歪みが出ており、
それが、
オーストラリアの大火災やゲリラ豪雨などの頻発する災害など、異常気象を引き起こしています。







グレタちゃんは
HOW DARE YOU !!! といって、
大人たちが無策な状態で
次世代にツケをまわしたことを批判しました。






と、まぁ、このあたりはご存知ですよね照れ









その解決策として、
今までは
右差し消費者側の努力(エコバッグ、マイカップ、マイストローなど)
右差しグリーンニューディールやSDGsなど

資本主義のままの解決策が挙げられていました。
でも、それって結局成長路線だよね。
GDP○%アップやとか、成長路線を維持する限りは
どこかにその歪みが出るのは抑えられません。





そこで、解決策として
マルクスの考えをもう一度検証しよう
という趣旨の本です。



知らなかったけど、
マルクスといえは資本論ですが、
実は晩年のマルクスは考えがずいぶん成熟したみたいです。


人々の営みに欠かせない森、田畑、水源
生活必需品の生産工程は
共有財産にすべきで、
それが気候危機の唯一の解決策だと話は展開します。


先進事例としてバルセロナなども挙げていましたが、そのあたりは本を読んでください。




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オリラジの中田あっちゃんが解説してくれている動画もあるので、本を読む準備として見てね。