女性が議員として活動すると | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

女性が議員として活動すると

こんにちは。

 

天使になったオッサンのこととか(いまだに悲しい)

子どもたちの環境の変化とかありまして

ブログを書く気力が出ませんでしたが

FBにポストしたものが人気だったので

ブログにも書きますね。

 

 

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 

 

先日、辻に立って

生理の貧困対策として、

生理用品の配布が決定した事を伝えました。

 

 

 

生理用品のことなんて

数年前やったら、

例えニュースで問題が取り上げられても、

私一人が訴えてるだけで町は事業にしなかっただろう。

 

こうゆうことはこれまで何度もあった。

 

私は

これまで女性特有の苦しみや生きづらさの改善を

何度も要求してきた。

 

そうゆうときはいつも孤独だ。

 

 

 

 

行政は

私が訴える問題に対して

基本的には

 

言い逃れ、

言い訳、

酷い時には訴えたしんどさを矮小化し、

なかったことにしてきました。

 

↑これって、悪質なDV男とか浮気男が使う口封じと同じ手口で笑える。

しんどさを訴えた相手に

「自分が間違ってたのかな?」と思わせるのがポイントだ。

 

 

 

孤独な戦いの中で

こうゆう不誠実な態度をとられると本当に傷つく。

 

 

 

 

 

生理ののたうちまわる苦しみだって、

鎮痛剤を大量に飲みながら平気なふりをしてきた。

 

苦しみに寄り添ってくれる人はいないし、

「生理がしんどいです」なんて言えば

批判のネタにされるだけだから。

 

そして、なにより、

私自身に

「生理は病気じゃない」

「生理で動けないなんて甘えだ」

という意識があったから。

 

のちに娘が同じように苦しみながら

「動かなきゃ」とあせってる姿を見て、

今まで自分が間違っていたことに気付く。

 

こんなに苦しんでるのに

「動けないのは甘え」なわけない。

 

 

でも、やっぱり言えなかった。

言うと余計に傷つけられるのがわかっていたから。

 

実際に、

はじめて生理でしんどいと口にした時、

ある議員から「興奮する」と言われ、

私の生理は性的に消費された。

 

口にしたことを心底後悔した。

 

 

 

 

 

 

 

そんな中で、

意思決定の場所に女性が増えた事で光がさした。

 

女性の部長の誕生だ。

 

はじめは「女性が増えて嬉しいな」くらいにしか捉えてなかった。女性が一人増えるという意味が

どんなに大きいかわかってなかった。

 

部長は、私が女性が抱える問題を訴えたときに援護してくれた。

 

声に出さずに、大きく頷いて同調してくれる時もある。

 

もちろん、毎回ではない。

 

この人の誕生によって、

これまでは「突拍子もない」と捉えられてきた私の言葉が、

主張として捉えられるようになった。

 

他の男性の態度がこんなにも変わるとは思ってなかったけど、

女性部長の存在がこんなにも私を救うとは思ってなかった。

 

意思決定の場所に女性が増えるってこうゆうことだ。

 

一人だと傷が深まるだけなので、

伝えるのを諦めてきたことを、

声にすることができるようになる。

 

男性社会に迎合してのし上がってきたような女性はあかん。

彼女らは戦果をあげたいから、

最前線で孤独に戦う私みたいな人を

後ろから刺すんよね。

 

 

 

 

SNSの発達によって女性の苦しみが可視化されはじめました。

ネットが一般に浸透してから25年くらいかな?

ようやく、そうゆう流れになってきた。

 

ここまでくるのに時間がかかったのは、

女性自身が「声を上げちゃいけない」と思ってたし、

勇敢に声を上げた人が

袋叩きにされるのを見てきたから。

 

この25年で声を上げる正当性が広まり、

袋叩きへの対処法を身につけた。

 

女性同士が、

時に男性も連携して、

嫌がらせを追い払う場面が増えてきた。

 

 

 

 

 

 

 

訴える問題に対してとられる不誠実な態度、

しんどさを訴えた時に批判されるだけでなく、

性的に消費される絶望。

 

こうゆうことに沢山傷ついてきたので、

最近は本当に逃げ場のないしんどさに悩まされている。

 

そんな状態でも、

言葉を尽くして伝えるのが議員やけど、

頑張れば頑張るほど傷が深くなる。

 

8年半もやっているから、もうズタボロ。

 

 

 

 

 

 

でも、

世界がすごいスピードで変化してるのも感じています。

 

東大では理事の半数が女性になりました。

 

こうゆうのがどんどん増えてくるでしょう。

 

 

そうゆうのをを目の当たりにすると、

ズタボロになりながらも頑張ってきたことを誇りに思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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