声明「不当に決定したことには従いません」 | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

声明「不当に決定したことには従いません」

住民福祉よりも勢力争い?

 

 

はぁ・・・

 

何度もいいますが

12月には水道料金20%の値上げが控えているんですよ。

 

そのほかにも

コロナも再び大阪で拡大してきてるし、

コロナ対策として、インフルエンザの予防接種に使ってほしかった電子マネーの配布も遅れている・・・

 

 

 

 

そんな中で、こんなのが出てきた。

 

 

議員控室の案件のためだけに

議会運営委員会を開くんやって。

 

つまりは・・・勢力争いねチーン

 

 つか、そもそもやけど、委員会開くときは副委員長と相談しろよ。

 

 

 

 

 

 

議員控室、現状最大会派は4部屋を使用中

 

 

 

最大会派(福田、大門、浅岡、河合、松本、高田)の人たちは、

今、以下の4部屋を使用しています。

◉正副議長室

◉元かなんクラブの会派室(4人部屋)

◉元希望の会(やった?)と福田議員の部屋(2人部屋)

◉元自民党の部屋(2人部屋)

 

そのうちの3部屋は続き部屋なので、全てのパーテーションを取り払って一つの部屋にする事もできます。



 

そのほかの会派(リベラルの会、共産党、公明党)

すべて選挙前から使っていた部屋をそれぞれ1部屋ずつ

使用しています。

 

 

 

 

会派ってめっちゃ流動的

 

会派というのは流動的なもので、

現在6人で会派を組んでいても、

来週にはどんな形になっているかわからない。

 

現に、過去4年を振り返って覚えている分だけでも

 

◉リベラルの会が3人から2人に

◉3人の一人会派が1つの会派に

◉その3人とリベラルの会2人が一つに

◉そのうち一人が出て行く

◉自民党も出たり入ったりを何度も

 

と、まあ、毎年のように人の移動があります。

 

移動がないのは公明党と共産党だけ。

 

 

 

 

そんな状況にイチイチ振り回されて、

会派構成に変更がないひとまで

部屋を移動するのも大変なので

 

先日の申し合わせで

「会派室は幹事長同士の話し合いで決めようね」と全会一致で決まりました。

 

 

 

 

 

リベラルの会は「4部屋を自由に使いなよ」って主張

 

 

最大会派さんは4部屋使っていますが、

パーテーションを取って大きな1部屋にすることもできますし、小分けにする事も可能です。

リベラルの会としては、

「まあ、その4部屋は自由に使ったらいいんじゃない??」

と、主張しています。

 

 

だって、過去をみると、

4年間ずっと6人が6人会派であり続ける可能性も少ないですし。

 

会派移動がなかった、リベラルの会、公明党、共産党に影響を与えないなら、6人で4部屋を自由に使いなよ。って

当たり前のことを言っています。

 

 

 

 

 

 

 

「リベラルの会は今の部屋を出て行け案」を押し付け

 

ですが

先日から最大会派の福田幹事長は、

一方的な「リベラルの会に部屋を出て行け案」を押し付けて

「幹事長同士で話がつかない」と主張されています。

 

なんか、自分たちで勝手に図面を書いて持ってきたらしいよ。

 

 

 

 

 

そこで、

議会内の施設のことも管轄内容である議会運営委員会で決めようと提案し、多数決に持ち込んで、無理やり部屋を追い出そうとしているようです。

 

めっちゃ暴力的やん・・・チーン

 

 

 

 

 

 

 

 

民主主義は多数決?

 

 

 

さて、ここで多数決のお話です。

 

実は、「民主主義は多数決」と勘違いされる方が議員の中にもいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。

 

民主主義とは少数意見も取りこぼさないように話し合う過程そのものです(というか、民主的問題解決方法と呼ぶ方がふさわしいか?)。お互いに歩み寄った結果として、どうしても意見が不一致であるとき、決断の時期が迫っているときに多数決を使います。

 

そして、もちろん、多数決でなんでも決められるわけではありません。

 

極端に言うと「Aくんが死ぬことを賛成多数で決します」は

たとえ、それが合法であっても成立しないですよね?

 

つまり、

誰かが不当な扱いを受けること

人の尊厳を傷つけること、

などにはいかなる場合でも多数決を用いるのは適さないです。

 

 

 

 

 

 

 

議会運営を決める場に多数決が合わない理由

 

議会運営委員会というところは

文字通り議会の運営方法を決める場所です。

 

運営方法によっては少数意見を完全に封じることができます。

そのことを懸念して、議会運営委員会での多数決の取り扱いについては色々と見解が出ています。

 

星全国議長会で議員必携を書かれていた方は

①議運では基本原則として採決をとらない

②採決をとるのは住民に関するもの、かつ、意思決定の期限がせまっている時だけ

 

星参議院調査室では

①議案については多数決を用いてもよい

②その他は全会一致の法則で決定する

 

星また、近隣自治体の議会では

◉議運では可及的全会一致を目指すとしていて、議論を何度もしますので、ほとんど採決しません。もし万一、採決する場合も、全員が採決することに合意してからします。

また、採決せずに、それぞれの会派(委員)の意見を出し合って、まとまらなければ、これまで通りとする。

 

 

 

 

 

つまり、議会の運営を決めるような重要な場所では

基本的には多数決をとったらあかんし、

取るときはかなり慎重にやらないとあかんのですよ。

 

 

 

 

 

 

議員の少数意見は住民の少数意見

 

 

これって、議員間の話やん?

って思うかも知れへんけど

 

議員の少数意見を封じるというのは

住民の少数意見を封じるのと同じやからね。

 

住民の、どんな少数意見も町政に反映させるために

必死で辻立ちをして、報告書のポスティングをルーティンワークとしているリベラルの会としては

こんな暴力的な議会運営を許すわけにはいかないです。

 

 

 

 

 

 

 

勢力争いはもう終わらせたいから声明だすよ

 

それと、こんなことをしているよりも、

住民福祉の話がしたい。

もう、こんなしょうもない話は終わらせたい。

だから、声明を出しておきます。

 

 

 

 

 

 

今後、議会運営委員会で

数の暴力をつかって不当な決定をしたとしても

私たちリベラルの会は従いません。

 

 

 

 

 

不当に決まったことを従わせるには

法的措置でも取ってくださいねてへぺろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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