GWは超絶楽しすぎた北朝鮮旅行【入国編】
今年のGWは10連休あったので、姉と娘と北朝鮮に行って来ました。
完全にプライベートな旅行ですが、
日本人には未知の世界という人が多いので、
実際に
見て来たこと、
感じたこと、
考えたこと
をしっかりと報告します。
北朝鮮旅行は一言で表すと
超楽しいです。
行くと人生観が変わるといわれるインドで1ヶ月滞在したこともあるし、
世界が違って見えると言われるエアーズロックでキャンプもしたし、
海外で3年住んだこともありますが、
北朝鮮は別格!!
特に平壌に関して娘は「あんな町はどこにもない」と表していました。
10年ほど海外生活をした姉にも
「北朝鮮は人生観が変わる」と言わしめたよ。
さて、そんな魅力たっぷりの北朝鮮旅行、
どこを切り取っても内容が濃いので、
なにから伝えればいいのかわかりませんが、
まずは入国編にしようかな。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
朝鮮への入国ルートは色々あるみたいですが、
❶北京から飛行機
❷丹東から鉄道
が多いみたいです。
中国と北朝鮮を結ぶ橋
私は❷を選択したので、
関空→大連(飛行機で2時間半)帰りは北朝鮮の上空を飛べるので2時間だよ
大連→丹東(高速鉄道で2時間半)
丹東→平壌(鉄道で7時間)
のルートでした。
事前に大連の旅行会社を通じて、
ビザや丹東ー平壌までの鉄道を含む朝鮮旅行全般の手配しておいて、
丹東でビザとチケットを受け取ります。
旅行会社からは「待ち合わせはココ」と、
1枚の写真が送られて来ただけ・・・
そんな突き放しスタイルにも動じることなく、
時間通りにちゃんと集合。エライ!
丹東駅前の毛沢東とビザを受け取ってウキウキの3人
丹東からは同じく平壌に行く日本人と合流したので、
朝鮮旅行リピーターさんに色々と教えてもらえて安心でしたよ。
中国もGWに入ったので、
出国は込み込みで時間がかかるし、
中国人たちは喧嘩してるし、
列車の時間は迫るしで焦りましたが、
みんなが乗り込むまで出発しないみたいで安心しました。
乗り込む列車はこれです。
帰りの写真だよ。行きは1等車で快適だった
丹東→平壌は280キロほどしかないのに、
7時間もかかります。
丹東から橋を渡れば北朝鮮なので、
10分もかからず国境を越えますが、
国境のシンジュ駅で入国手続きと荷物検査が2時間。
とはいえ、日本人の荷物はそんなに興味がないみたいで、
私はあまりチェックされませんでしたよ。
カバンを開けてすぐに下着が入ってたので、
気を遣ってくれたのかも?
電車に兵隊さんが乗り込んで、
雰囲気がピリつくのかと思いきや、
兵隊さん(鉄道警備員とかかも)は意外とフレンドリーで
一緒に行った娘の宿題を見てくれたりしてました。
そして、兵隊さんが普通にウィンドウズのノートPCを使いこなしてたのはビックリした。
2時間もあるので、その間にお弁当やお土産を買ったりできます。
お土産販売の駅員さん
ビザやチケットを手配してくれた会社のガイドさんが
「ランチは配られるからね」と言ってくれてたので待ってたのですが
いくら待ってもランチこねー。
状況確認などお弁当確保に走り回りましたが
結局、お弁当は配られず
一緒に行った朝鮮語堪能な若い衆が
食堂でお弁当を確保してくれました。
頼りになるね!
一緒に参加した人は高学歴な人が多かったので
娘の勉強を見てもらえてラッキーでした。
だって、私は数学なんてわかんないもん
優秀で色々なことに興味を持って頼りになる20代!!
彼らを見てると、日本の未来は明るいと確信します。
食堂は満員
一人60人民元のお弁当。
車窓からみた景色は、とにかくのどか!
人民は農業に励んだり、
川で洗濯してたり、
遊んでたりです。
国境付近では徒歩や自転車の人が多いですが、
平壌に近づくにつれてバイクや車も増えてきました。
また、ほとんどが国営企業だからか、広告類がない😳。
あるのは祖国統一を願う系や金一家を讃えるスローガンでした。
私は全く読めないけど、朝鮮語が話せる人が教えてくれた。
現地の人と現地の言葉で会話できるのが羨ましすぎ。
ちなみに、帰りは鉄道が遅れがちなので、
荷物検査はもっとザルになります。
日本人8人中で見せろと言われたのは1人だけ。
しかも、開けるのに手間取ってたら去っていった。
意外とそんなもんみたいです。
でも、3年前にも同じルートで平壌入りした人の情報によると、
その時には日本人のカバンもかなりしっかりチェックされたそうですが、
しっかりチェックしすぎて、
検査員を乗せたまま列車が出発してしまったんだって
そんなこんなで平壌に到着!!
めっちゃ遠かった
いつも応援ありがとうございます。
クリックしていただけると励みになります