東大入学式での上野千鶴子さんの祝辞を読まれましたか? | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

東大入学式での上野千鶴子さんの祝辞を読まれましたか?

今年の東大の入学式で

女性学の教授である上野千鶴子さんの謝辞がすばらしいと話題になっていました。


 

 

 

 

できたら全文読んでほしいけど長いので、少し抜粋します↓ 

(読みやすいよに改行などは入れますが、原文のままです)

 

 

『あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。

ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、

がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。

 

そしてがんばったら報われると

あなたがたが思えることそのものが、

あなたがたの努力の成果ではなく、

環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。

 

あなたたちが今日

「がんばったら報われる」と思えるのは、

これまであなたたちの周囲の環境が、

あなたたちを励まし、

背を押し、

手を持ってひきあげ、

やりとげたことを評価して

ほめてくれたからこそです。

 

世の中には、

がんばっても報われないひと、

がんばろうにもがんばれないひと、

がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。

 

がんばる前から、

「しょせんおまえなんか」

「どうせわたしなんて」と

がんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。

 

あなたたちのがんばりを、

どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。

 

恵まれた環境と恵まれた能力とを、

恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、

そういうひとびとを助けるために使ってください。』

 

 

 

全文を読みたい人はここからどうぞ

 

 

 

 

「でしょうね・・」と言われそうなんだけど、

上野千鶴子さんが昔から好きで、

よく書かれた本も読ませてもらっています。

 

女性の生きづらさをわかりやすく教えてくれるので

自分が苦しいことも理解できるし、

人にも伝えやすくいです。

 

 

 

 

 

そして、女性の生きづらさを理解すると、

男性の生きづらさも理解できるようになってきます。

 

 

ひと昔前と比べると、女性蔑視への理解は広がりましたが、

男性が抱える問題はスルーされがちですよね。

 

 

男性の問題で一番大きいのは、

「男やから」という理由で

しんどくて責任の大きい役回りから降りれない苦しさだと思います。

 

 

私はよく、

「意思決定の場所に男性が多いのは女性の声を軽視しているからじゃないか!!」と訴えますが、

同時に、そんな役回りを重圧に感じている男性にも無理を強いていると思います。

 

 

それを反映するように、

自殺者数の7割が男性という事実!!

 

 

 

当たり前のように、

一家の大黒柱役を押し付けられるのも

とっても苦しいと思います。

私だったらストレスで発狂しちゃうガーン

 

 

 

 

色々な苦しさがあり、

それは人それぞれですが、

お互いに排除するのではなく、

理解しあえるように社会をつくりたいですね。

 

 

人を批判するよりも先に、

なぜ、その人は批判されるような行動をとることになったのか。


恵まれた環境にいると、

自分が恵まれてるとは気づかないし、

 

 背景を知ろうとすることが第一歩。

 

 

 

 

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