【町村議員セミナー】映画を使ったまちおこし | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

【町村議員セミナー】映画を使ったまちおこし

毎年夏に行われる

大阪府下の町村議員を一堂に集めて開かれる研修会に参加してきました。

 

 

原則、全員参加ですが、河南町から参加したのは

(敬称略)佐々木、浅岡まさひろ、中川、田中、力武、小山

なんと、たった6人でしたガーン

(議員はみんなで11人)

 

なので、他所の議員さんに「あら?これだけなの?」なんて不思議がられていましたよ。

 

 

 

 

そんなこんなで

滋賀ロケーション・オフィスの元事務局長さんによる

「映画・映像を使った町おこし」がはじまりました。

 

 

 

 

 

滋賀ロケーションオフィスとは

滋賀県の観光部局に

県と県下の市と町が共同設置し、

県職員と県OBら4人で構成されている組織で、

映画やドラマのロケ地に滋賀県を選んでもらい、

観光、経済、地域を活性化させ、住民に喜んでもらうという事業です。

 

滋賀での撮影が決まれば以下の流れで進みます。

星打ち合わせの上でロケ地の提案

星撮影許可をとる、宿泊地・飲食地の確保、撮影に必要と思われる業者を紹介するなどの細々した支援

星エキストラの手配

 

エキストラは県民にお願いして

いまでは約3500人登録されているそうです。

中には各自治体の議員さんもいらっしゃるとか。

 

 

 

 

職員の熱意により、

この事業がスタートした14年前には

ロケ支援数は40件でしたが、一昨年は117件と3倍近くになっているそうです。

 

昨年度の総撮影日数は214日なので、

3日に2日は滋賀県内のどこかで映画・ドラマ・CM・テレビ番組の撮影が行われていることになります。

 

 

たぶん、熱意のある優秀な職員しか配属されない組織なんだろうな。

 

 

 

 

宿泊や飲食、ロケに関連する業者(船とか大工とか警備とか)への

直接的な経済効果だけでも昨年度は1億円超えです。

 

また、観光客の増加による間接的な経済効果もかなりあります。

一例に大河ドラマ「江」をあげておられましたが、

関連する8施設の観光客数は前年度比136%だったそうです。

 

 

 

 

さらに、地元の人がとても喜ぶというおまけつきです。

 

 

 

 

 

『君の膵臓が食べたい』のロケ地マップ

小説おもしろかったよねー爆  笑

 

 

 

 


 

 

 

 

行政管轄だから許認可が降りやすいというのはありますが、

行政管轄だから次の3点は気になるところです。

 

星行政として支援しにくいテーマ(エロとか政治とか)を扱う

映画やドラマのお話がきたらどうするのか、

星経済効果の偏り(一部の地区、業者ばかり仕事が増える)をどのように是正しているのか、

星映画配給会社の商品を行政が宣伝することの是非について

 

(質問の時間がなかったので、聞けずじまいガーン

 

 

 

 

佐藤健とか、小栗旬とかがきて

県民が喜んでいるから、細かなところはいいのかな?

 

 

 

 

 

 

大阪でこのような取り組みをすると、

滋賀よりも豊富なロケ地と個性豊かなエキストラを用意できそうですよね。

町村に恩恵がまわってくるようにできれば、いいだろうな。

 

 

 

 

というわけで、

今年はいち議員がすぐに議員活動に活かせるテーマではありませんでしたが、

単純にお話がおもしろかったのと、

すぐ近くでこんな取り組みがあると知れたことは収穫です。

 

 

 

 

 

 

お友達の島本町の戸田議員、中田議員にお会いできた爆  笑

 

 

大阪府下の町村で市民派議員といえば、

この3人くらいに減ってしまったのかな。

 

もっともっと、政党より市民の声を届ける議員を増やさないとあせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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