誰もが居場所のある社会をつくる姉〜その2
姉については以前も記事にしたことがあります。
姉は販売業、著述業に加えて(これまで3冊の本を出版済み)
講座のための講師を育てる仕事もしています。
その姉が、講師育成にあたって力をいれていることを投稿していたのですが
やっぱり【誰もが居場所のある社会】をつくることを重視しているみたいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
『認定講師講座では、講師の資質の一つとして、
人間関係に配慮する力を磨きましょうと教えている。
特に人権意識を持って、相手の歴史、背景に配慮してあげること。
教授法の一つとして、
どんな人でも満足できるインクルーシブスタイルの教え方を取り入れ、
車椅子の人、耳の聞こえない人、男性、外国人などなど、
いろんな人が来てもいいんだ!と思ってもらえるようにする事。
そして可能な限り対応してあげる事を教えている。
そんな話をしている時に、生徒さんから質問があった。
以前通ってた習い事で、
「耳の聞こえない人がいて、その人のハサミを机に置く時の音が大きく、
それに耐えられずに習い事をやめた」と。
その時はどうすればいいのか?と。
どうすればいいのか?生徒さん同士話し合ってもらい、
「ハサミは布の上に置きましょう。」(その人だけでなく、クラス全体がそうする。)という解決策が出た。
ちょっとした配慮で解決する事が多い。
そして、腫れ物に触るように接するのではなく、
ちゃんと「ハサミを置く時の音が大きくて、みんなビックリするから、
ゆっくり置くようにしてね。」と伝えればわかってくれる。
相手は知らなかっただけ。という事が多いから。
そして、環境によって全てを受け入れるのは難しいけど、
こうして解決できる事もたくさんある。
そして、みんなで相談しあって答えを見つける事ができるんだから、
よくわからないからと拒否反応を示すんではなく、
その人に何をしてあげられるのか?一度考えてみてほしい。
(講師の資質として、「教育的愛情を持とう」とも教えている。)
そうすることで、たとえ物理的に受け入れを断念したとしても、
真摯に向き合ってくれる教室なんだってことは他の生徒さんにも伝わるし、
通ってる人にも受け入れてもらってるという安心感を与えることができるから。
結果、長く通ってくれる教室になるよ。と教えている。
そしたら、何だ、恐れる事ないんかも?相手を理解しようって気持ちになってくれるみたい。』
だそうです。
講師を育てるにあたって、
教室を排他的な雰囲気にしてしまうと
いずれは先細りしてしまいます。
自分も未熟であることを理解して、
そんな未熟な自分も受け入れてもらえるように
相手の未熟な部分も受け入れる。
そうやって、自分にとっても居心地のよい場所ってつくられます
もちろん、居心地のよい河南町が作れたら
人口流入も見込めるし、
子どもだってたくさん産まれるやろうと思います。
排他的な雰囲気の町政運営では
先細りしちゃうのは当たり前体操ですね
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