「土人が!」発言に「出張ご苦労様」と労う松井知事。 | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

「土人が!」発言に「出張ご苦労様」と労う松井知事。

沖縄の高江で民家の目と鼻の先にヘリパッドが建設されようとしています。

抗議のために座り込みに参加している人は全国から集まっており、夏の参院選直後から座り込みに参加している住民を暴力的に排除しているお話は以前に書きました。

沖縄の高江が大変なことになっています。

 

 

 

 

大阪府警も高江に派遣され、

座り込んでいる市民を排除するのに参加しているのですが、

18日に大阪府警から派遣されている20代の男性警官が

「土人がっ!」と発言して問題になりました。

 

 

 

土人って、土着の人っていう意味で、

その土地の先住民、土地に根付いた人という意味です。

これだけだと、差別した言葉に聞こえませんが、

この意味が転じて、「野蛮人がっ!!」という意味で使われています。

 

ネット上では琉球やアイヌのイメージが強い

沖縄と北海道の人に向けて使われることが多いそうです。

 

琉球の人もアイヌの人も文化水準が高いので、決して野蛮ではないのにね。

 

 

 

 

 

翌日、男性の発言は問題になり、

沖縄県警は「極めて遺憾。今後このようなことがないよう指導していく」と謝罪しました。

 

 

 

 

この男性の差別意識は酷いものですが、

この問題を受けて、大阪の松井知事は

こんな風にtweetしていました。

 

「出張ご苦労様」ですって、おくさん。

「一生懸命命令に従い、職務を遂行していた」ですって、だんなさん。

 

 

 

自分の向いている方向に一生懸命だったら、

差別発言をしても「表現が不適切」なだけだと捉えられ、

「出張ご苦労様」とまで労われるのですね。

 

 

 

このような発言を問題視しない人に知事としての素質があるようにみえません。

というか、政治家として云々以前に、

人としてどやねん!!

 

 

大阪には同和地区と呼ばれるエリアもあるし、

韓国にルーツを持つ人が多く住む場所もあるし、

障がいを抱えた方も安心して街にでるし、

ホームレスが集う町もある。

 

大阪は、とにかく多様で雑多な人が住む街であって、

それが大阪の魅力であり、強みなのに。

一部の人を排除するような差別発言をする警察官と

それを問題とも思わない知事・・・

 

マジョリティだけでなく、

マイノリティの幸せまで考えて仕組みを整えるのが政治の仕事なのにね。

 

 

 

 

ないわー。

 

 

 

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