キットカットのチョコレートはカカオ農園で働く子ども奴隷の働きにより支えられている話。
2001年4月、
ギニア湾で子ども200人以上を乗せた船が行方不明になりました。
上陸予定だった町が、
カカオ農園に売られる途中の子どもの奴隷を乗せた
この船の寄港を禁止したため、
1週間ほど近海をさまよった後、出発地だったコトヌーに戻ってきましたが、子どもの数はわずか23人に減っていました。
帰ってこなかった子どもたちは、扱いに困った船長が海に捨てたと推測されています。
2015年9月、
ネスレ、ゴディバ、ハーシーなどのアメリカのチョコレート7社が、
取引しているカカオ農園で子どもの奴隷を使っていると知りながら、
放置してきたとして集団訴訟を起こされました。
子どもの奴隷の中には
親族が経営する農園で働いているという比較的健全な例もありますが、
親の借金のカタに30ドル程度で取引されていたり、
誘拐されて連れてこられることも少なくないそうです。
そして、驚くことに、カカオ農園で働く子どもの奴隷は年々増加傾向にあり
2008年ー2013年でその数は約51%も増えたそうです。
その子ども達を追いかけたドキュメンタリー。
イギリスのジャーナリストがつくったので、
英語であるのが残念ですが、
内容は、ムチで叩かれていたとか
逃げ出さないように鍵をかけた部屋で寝かされていたとか、
トイレ代わりにカップを持たされていたとか、
日常的に暴行を受けていたなど
とてもショッキングな内容です。
ただでさえ、
高いところに登ってカカオの実を鋭利な刃物で落とす、
農薬まみれになりながらの散布は
危険極まりない作業なのに。
さて、
アメリカのチョコレート産業7社と子ども奴隷の関連は
ドキュメンタリーによって明らかにされましたが、
日本のチョコレートを扱う企業と子ども奴隷も無関係だとは思えません。
2014年に期間限定で森永から
国際フェアトレード認証のチョコレートが発売されましたが、
他のチョコレートはどのような過程で日本に入っているのかは定かではありません。
知らずに口に放り込んだチョコレートが
子どもの奴隷に加担しているかもしれないと思うとゾッとします。
どんな商品も
フェアトレード、オーガニックが生産者の健康と生活を守るのですが
チョコレートは未だに成長産業だということなので
特に気をつけて商品を選びたいです。
国内で手に入るフェアトレードのチョコレート一覧
オーガニック系のショップによく置いている
→People Treeのチョコレートは種類も豊富でパッケージもかわいいです。
気は早いですが、バレンタインにはこのような商品を選びたいものです。
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慌ただしい毎日が、少し落ち着いてきたので
お家の断捨離を再び進めています。
もう、手放すものは無いっておもっていても、
見直すと出てくるのが、断捨離の不思議。
今回は
寿命が来ていた傘を
全て折りたたみ傘に変え、
靴箱に収納することにしたので
傘置きを手放しました。
お掃除が楽々になったよ
ちなみに、新しく仲間入りしたのは
モンベルのウルトラライトの傘。
デザイン性はありませんが、
小さくて、軽くて、丈夫で、
旅好きには、これ以上ないってくらいピッタリな傘です。