中学生シンガポール研修報告会 | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

中学生シンガポール研修報告会

昨夜は河南町が行っている

中学生シンガポール研修の報告会でした。




ほとんどの中学生にとって初めての海外なので

それはそれは楽しく、刺激的で、驚きの連続となったようです。



この派遣事業、

目的は「河南町では、21世紀を担う中学生を海外に派遣し、異文化に触れ、コミュニケーション能
力を高めるとともに、国際感覚を養い、国際社会に貢献できる人材を育成するために中学生海外派遣事業を実施する。」とあります。




そもそも国際感覚ってなに?

国際社会に貢献できる人材って具体的にどんな人物像を想定してるの??

曖昧な表現が多くて、イマイチ理解ができません。



そして、旅行会社にお任せして、

語学学校での授業を数回含めたツアーに中学生を参加させることと

国際感覚が養われて、国際社会に貢献できる人材になることに

どのような因果関係があるのか、

見えそうでハッキリとは見えてきません。
(だって、国際感覚ってイマイチよくわからんし)








この研修に参加する費用は93,000円です。

この費用も各ご家庭がやりくりをして捻出した大切なお金だと思いますが

この93,000円が「出せな~い」とおっしゃるご家庭がたくさんあることも考えなければいけません。

それとも・・93,000円が出せないご家庭のお子さんは対象としていないのでしょうか??





そして、障がいを持った生徒が応募した時のことを全く想定していなかった河南町。

障がいがあったら国際感覚を養って、国際社会に貢献する人材になれないとでも??














そういえば、私が初めてシンガポールを訪れたのも中学生くらいでした(小学高学年かも?)。

当時、まだ英語は話せない私と姉が二人でマクドナルドにいくと

働いている人がみんな障がい者だったので驚きました。

私たちのオーダーをとってくれた人は耳が不自由で

私たちはメニューを指差ししてオーダーしました。

英語が話せなかったので、指差しでのオーダーはとてもホッとした記憶があります。


障がいは特性であり、障がいのあるなしに捉われず

得手不得手を見極めれば社会に貢献することができるのだと理解できた瞬間でした。








見たことのない世界に飛び込むと、様々な学びはあります。

今回参加した中学生も多くの学びを得たようで、とりあえずは成功です。

今後は対象者の裾野を広げること、研修内容をブラッシュアップしていくことが必須だと感じました。





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