一般質問〜原発事故時の避難計画について | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

一般質問〜原発事故時の避難計画について

3月定例会での一般質問、2項目目は「原発事故時の避難計画」についてです




昨年、安倍首相は所信表明演説にて「原発再稼動の推進」を明言しました。



当たり前ですが、再稼動は

*原発そのものの安全性
*万が一の時の万全な避難計画

がなければ実現してはいけません。





関西では、事故時の避難計画を関西広域連合で作っています。


原発から30キロ圏内の人が外へ避難するさいに

どのようなルートを通って、どこでスクリーニング検査を受け、どこへ避難するのかなどが決められています。

*河南町では、102人を受け入れる予定です。




受け入れてからの対応は各市町村に任されているので

そのあたりの計画がどれだけ整備されているのか聞いてみました。







私が一番聞きたかっとことは

河南町も汚染された時に、「避難民の受け入れ」と「町民の避難との兼ね合い」についてです。





というのも、河南町は大飯原発から100キロしか離れていません。

福島の原発事故があったとき、

アメリカ政府は原発から80キロ以上離れるように勧告しましたし、

チェルノブイリで事故があったときには、

30キロ圏内が「危険区域」、

100キロ圏内が「第二危険区域」、

130キロはなれたキエフでは「放射能警戒区域」に指定されていました。




また、滋賀県が出した「放射能拡散シミュレーション」では

大飯原発に事故があれば

気象状況によっては、河南町でも50~100msvの被曝をする可能性を公表しました。
(放射性ヨウ素の拡散を予測し、24 時間に積算 する甲状腺被ばく等価線量)






ということは、福井県内の原発で事故が起こった時に

まず、考えなければいけないのが町の汚染状況町民の避難です。
(私は学校や幼稚園・保育園でも原発事故を想定した避難訓練が必要と考えます)


町民の安全が確保され、町がまったく汚染されていないという前提で

はじめて、他自治体からの受け入れが可能になります。





しかし、どこの市町村でも同じような状況でしょうが

河南町でも、町が汚染されているという状況は想定外のようでした。

安定ヨウ素剤の備蓄も視野に入っていない様子です。




こんな状況で、再稼動とか無理やん





2013/9/15に大飯原発が停止してから

1年半以上も日本では原発が動いていません。

一基もです。



電気は足りているので、再稼動はいらないです。


ちなみに、プルトニウムを利用するもんじゅは

できてから20年以上が経ちますが

1度も発電したことがありません。

それなのに、安定させるために1日5000万円もかかります。



image

頂き物の河南町産イチジクを使用した、自家製イチジクジャム
(めちゃくちゃおいしいキャハハ




福井の原発に事故があったら、

河南町のおいしいイチジクだって食べられへんようになるやん。





原発いらんわぁ。



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