PTA退会実録
PTAの問題点について勉強し、悩んだ末に退会という選択をした方がいらっしゃいます。
ガーラさんもその一人なのですが
ガーラさんのブログ
退会するときに
17対1での吊るし上げにあったそうです。
その上、人格を否定する言葉を投げつけられたとか。
なんでこんな事になるのでしょう。
PTAは任意の団体なので、会員の入退会に関して口を挟む権限は誰にもありません。
退会理由を話す必要もありませんので、本来ならば退会届けを提出しておわりです。
まして、17人の本部役員の前でたった一人で退会理由の説明に上がる必要もありません。
親が非会員だからといって、子どもが会員の子どもと異なる待遇をうけることがあれば、それは差別です。
PTAに入っていないからといって、子どもの事を考えていないわけではありません。
それは全く別次元のお話です。
河南町では、このようなPTAの違法行為はもはやありえない状態になってきているのですが
(それは、役場職員や校長先生や教頭先生が理解ある方ばかりだから)
全国的にはまだまだ、このような事が起こっているのだと心を痛めています。
はぁ~。まだまだ活動を広げなきゃいけないな。
河南町では以前、入会・退会の意思確認をすること、名簿の使い回しは許可を得る事、役務の強制はあってはならないことだと議会で答えてくれています。
この部分の議事録のコピーは郵送できますので
もし、必要であれば個別にお声かけください。
茨木市の山下けいき議員もPTAについて委員会で取り上げたことがあるとおっしゃっていました。
以下会議録
長いので、大事そうな部分を赤色にしてみました。
○山下委員 次に、PTAに関することです。
これは、ある市内の中学校ですけれども、学校長と、それからPTA会長、これが連名でPTA会員の皆様にという文書を配付いたしました。書かれているのは、平成26年度のPTA専門委員の選出について、アンケート協力のお願いという文書です。ここに何が書かれているかというと、専門委員の選出が変更になりましたということを書いています。ただ、立候補にて委員が決まらない場合には、子どもさんのくじ引きにより決定をいたしますと、こういうふうに書いているわけです。アンケートを出さなかった提出者、これは選出の対象になりますよと、こういうふうに書かれているわけです。
私、びっくりいたしまして、PTAというのは、教職員と保護者が相連携して運営をすると。構成員は保護者と教職員、ここには生徒はおりません。児童・生徒は入っていません。構成員でない人間が、その組織の役職者を決めると。これはでたらめです。組織の人事をどうするかというのは組織の中で決める、当たり前のことです。これは、私は基本的なルールですし、こういった文書が出せるという神経がちょっとわからないんです、感覚が。学校長がこれを堂々と配付をしていると。一般的に組織のことは組織で決めるということがあると思うんですけれども、そういった基本的ルールがわかっていない。教育上もよろしくないと、こういうふうに私は思うわけですけれども、この点についての見解をお聞きをしたいというふうに思います。
それから、この文書がやっぱりPTA会長と学校長の連名になっている問題、これもあるというふうに思うんです。しかも学校長がくじ引きで専門委員を決める内容、こういう文書にもなっているわけです。私は、この点、やっぱり私もこの問題があったので、一定の対応をお願いしたわけですけれども、この問題提起に対して、具体的にどういうことを教育委員会としてされたのか。ちょっと経過も含めてご説明を願いたいというふうに思います。
○桂委員長 休憩いたします。
(午後3時44分 休憩)
(午後4時03分 再開)
○桂委員長 再開いたします。
○小川学校教育推進課長 PTAの専門委員を選出するに当たっての児童・生徒がくじ引きをする行為でございますが、これにつきましては、山下委員ご指摘のとおりだというふうに思っております。市教委といたしましても問題のある行為であるということで、学校に対して指導いたしまして、次年度以降については絶対そういったことはないようにというふうに指導しております。
今回のPTA選出に当たってのプリントに、学校長も連名でPTA会長とともに載っていた件であるとか、あるいはPTA単独の行事等について、学校長名での連名ということについては、やはり不適切であるというふうに判断いたしますので、そのことについては、当該のPTA会長並びに役員の方と連名にならない方向で検討するようということもあわせて指導しているところでございます。
○山下委員 先ほどもちょっと話をしてたんですけれども、例えば、これ、ご答弁があったのでちょっと言いにくいんですけれども、やっぱり子どもがくじ引きで当たって、家に帰って、保護者に、きょう、くじ引きで当たってしもたという話になってくると、親子で何でやねんという話になっちゃうんですね。だから、そういったことも含めて、非常に問題があるということだと私は思いました。
一定の対応をしていただいて、今後は、そういうことがないということで、安心したわけですけれども、問題は、PTAの役員のなり手がいないというところが根源的なものかなというふうに思います。それから、ついでに聞きますけれども、くじ引きでやっているところはほかにはないですね。当然、そういった調査もされたというふうに思いますけど、その点だけ確認をしたいというふうに思います。
それで、PTAのあり方については、いろいろ議論をしてきた経過があります。ちょっとご紹介をしたいのは、朝日新聞が3年ほど前、もう4年になっちゃいますね、記事でこういうふうにあって、何が書いてあるかというと、「PTA
実は入退会自由」というようなことを書いてます。この中で書いているのは、「共稼ぎ家庭の増加などで役員のなり手が少なく、負担感も大きいなど、様々な問題を抱えるPTA」と。「本来、会員になるかどうかは保護者の自由だが、全保護者を自動的に加入させている学校も少なくない」と。「文科省のアンケートでは『入退会は自由』と知らない保護者が半数を占めた」と、こういう見出しから始まっています。
この中で、ずっと読んでいきますと、元文部官僚で、京都造形芸術大学教授の寺脇さんという方が、「PTAは任意加入を徹底した上で、保護者だけでなく、OBや地域の大人を入れ、子どもを支援するNPOのような活動を心がけると幅が広がる」と提案を行ったと。それから、民間出身で横浜市立つつじが丘小学校の校長先生は、「PTAが任意加入と意識している校長や教員は少ない」、さらに文科省の社会教育課の課長が、「教育委員会や校長には任意であるという意識を広めたい」と、こういう話があります。それから、教育支援協会の吉田代表理事は、「義務的参加が相当あることが、今のPTA活動の様々な問題点につながっている。新しいあり方の議論をもっと続けたい」と、こういう状況であります。
ですから、ここにありますように、やはりPTAが実は入退会が自由なんだということが、やっぱり学校長、それから教職員、それから保護者、そこら辺に徹底していない、そういったことが今回、取り上げました中学校のこの問題にも通ずるところがあるんではないかなというふうに思います。
そういう点で、こういったことが起きないように、ぜひ学校教職員、保護者に対しても、任意加入であるということの周知を図られたいというふうに思いますけれども、見解をお聞きをしたいというふうに思います。
○森岡社会教育振興課長 委員ご指摘のとおり、PTAというのは任意の加入というような、任意団体であるというようなことは、やはり御存じでない方もいるというようなことを踏まえまして、各単位PTAのほうでは、そういったことを資料の中にも入れていただいているとは思うんですけれども、ただ、その役員の選出方法ですとか、そういったことに関しましては、もう市といたしまして、口出しをすることはできないという状況でございますので、各単位PTAのほうで役員の選出ですとか、そういったところに関しましては、そういったところを踏まえて、ご留意いただくようなことでお願いをしたいということは思っております。
○山下委員 あんまり過剰に関与すると、今度はそのことが一定問題をはらむということもありますので、そこら辺は十分、さまざまな側面も考えた上で、対応をしてほしいなというふうに思います。
ただ、原則は任意加入ということから始まっておりますし、そのことによって、それが広まっていけば、PTA活動が非常に何か停滞をするといいますか、そういった面も出てくるんじゃないかなというふうに思いますけれども、本来のPTA活動はどうあるべきかという議論につながっていけば、それはやっぱり生産的なものになるかなというふうに思いますので、その点だけちょっと申しあげておきたいというふうに思います。
山下議員が問題視しているのは以下の3点です
役員選出の際、子どもが選出作業に関与する件
独立した組織なのに、学校長とPTA会長の連盟での文書が作成され、配布された件
入退会自由というのが徹底されていない件
それぞれに、行政としても問題を認識し、改善のために努力はしているのです。
つまり、改善すべき課題なのです。
全国のPTA問題に取り組まれている方のお力になれないのは
とても歯がゆいのですが、上記のような資料もどんどん利用してくださいね。
ガーラさんもその一人なのですが
ガーラさんのブログ
退会するときに
17対1での吊るし上げにあったそうです。
その上、人格を否定する言葉を投げつけられたとか。
なんでこんな事になるのでしょう。
![ニコちゃん](https://emoji.ameba.jp/img/user/bu/bundi/176.gif)
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河南町では、このようなPTAの違法行為はもはやありえない状態になってきているのですが
(それは、役場職員や校長先生や教頭先生が理解ある方ばかりだから)
全国的にはまだまだ、このような事が起こっているのだと心を痛めています。
はぁ~。まだまだ活動を広げなきゃいけないな。
河南町では以前、入会・退会の意思確認をすること、名簿の使い回しは許可を得る事、役務の強制はあってはならないことだと議会で答えてくれています。
この部分の議事録のコピーは郵送できますので
もし、必要であれば個別にお声かけください。
茨木市の山下けいき議員もPTAについて委員会で取り上げたことがあるとおっしゃっていました。
以下会議録
![ダウン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
○山下委員 次に、PTAに関することです。
これは、ある市内の中学校ですけれども、学校長と、それからPTA会長、これが連名でPTA会員の皆様にという文書を配付いたしました。書かれているのは、平成26年度のPTA専門委員の選出について、アンケート協力のお願いという文書です。ここに何が書かれているかというと、専門委員の選出が変更になりましたということを書いています。ただ、立候補にて委員が決まらない場合には、子どもさんのくじ引きにより決定をいたしますと、こういうふうに書いているわけです。アンケートを出さなかった提出者、これは選出の対象になりますよと、こういうふうに書かれているわけです。
私、びっくりいたしまして、PTAというのは、教職員と保護者が相連携して運営をすると。構成員は保護者と教職員、ここには生徒はおりません。児童・生徒は入っていません。構成員でない人間が、その組織の役職者を決めると。これはでたらめです。組織の人事をどうするかというのは組織の中で決める、当たり前のことです。これは、私は基本的なルールですし、こういった文書が出せるという神経がちょっとわからないんです、感覚が。学校長がこれを堂々と配付をしていると。一般的に組織のことは組織で決めるということがあると思うんですけれども、そういった基本的ルールがわかっていない。教育上もよろしくないと、こういうふうに私は思うわけですけれども、この点についての見解をお聞きをしたいというふうに思います。
それから、この文書がやっぱりPTA会長と学校長の連名になっている問題、これもあるというふうに思うんです。しかも学校長がくじ引きで専門委員を決める内容、こういう文書にもなっているわけです。私は、この点、やっぱり私もこの問題があったので、一定の対応をお願いしたわけですけれども、この問題提起に対して、具体的にどういうことを教育委員会としてされたのか。ちょっと経過も含めてご説明を願いたいというふうに思います。
○桂委員長 休憩いたします。
(午後3時44分 休憩)
(午後4時03分 再開)
○桂委員長 再開いたします。
○小川学校教育推進課長 PTAの専門委員を選出するに当たっての児童・生徒がくじ引きをする行為でございますが、これにつきましては、山下委員ご指摘のとおりだというふうに思っております。市教委といたしましても問題のある行為であるということで、学校に対して指導いたしまして、次年度以降については絶対そういったことはないようにというふうに指導しております。
今回のPTA選出に当たってのプリントに、学校長も連名でPTA会長とともに載っていた件であるとか、あるいはPTA単独の行事等について、学校長名での連名ということについては、やはり不適切であるというふうに判断いたしますので、そのことについては、当該のPTA会長並びに役員の方と連名にならない方向で検討するようということもあわせて指導しているところでございます。
○山下委員 先ほどもちょっと話をしてたんですけれども、例えば、これ、ご答弁があったのでちょっと言いにくいんですけれども、やっぱり子どもがくじ引きで当たって、家に帰って、保護者に、きょう、くじ引きで当たってしもたという話になってくると、親子で何でやねんという話になっちゃうんですね。だから、そういったことも含めて、非常に問題があるということだと私は思いました。
一定の対応をしていただいて、今後は、そういうことがないということで、安心したわけですけれども、問題は、PTAの役員のなり手がいないというところが根源的なものかなというふうに思います。それから、ついでに聞きますけれども、くじ引きでやっているところはほかにはないですね。当然、そういった調査もされたというふうに思いますけど、その点だけ確認をしたいというふうに思います。
それで、PTAのあり方については、いろいろ議論をしてきた経過があります。ちょっとご紹介をしたいのは、朝日新聞が3年ほど前、もう4年になっちゃいますね、記事でこういうふうにあって、何が書いてあるかというと、「PTA
実は入退会自由」というようなことを書いてます。この中で書いているのは、「共稼ぎ家庭の増加などで役員のなり手が少なく、負担感も大きいなど、様々な問題を抱えるPTA」と。「本来、会員になるかどうかは保護者の自由だが、全保護者を自動的に加入させている学校も少なくない」と。「文科省のアンケートでは『入退会は自由』と知らない保護者が半数を占めた」と、こういう見出しから始まっています。
この中で、ずっと読んでいきますと、元文部官僚で、京都造形芸術大学教授の寺脇さんという方が、「PTAは任意加入を徹底した上で、保護者だけでなく、OBや地域の大人を入れ、子どもを支援するNPOのような活動を心がけると幅が広がる」と提案を行ったと。それから、民間出身で横浜市立つつじが丘小学校の校長先生は、「PTAが任意加入と意識している校長や教員は少ない」、さらに文科省の社会教育課の課長が、「教育委員会や校長には任意であるという意識を広めたい」と、こういう話があります。それから、教育支援協会の吉田代表理事は、「義務的参加が相当あることが、今のPTA活動の様々な問題点につながっている。新しいあり方の議論をもっと続けたい」と、こういう状況であります。
ですから、ここにありますように、やはりPTAが実は入退会が自由なんだということが、やっぱり学校長、それから教職員、それから保護者、そこら辺に徹底していない、そういったことが今回、取り上げました中学校のこの問題にも通ずるところがあるんではないかなというふうに思います。
そういう点で、こういったことが起きないように、ぜひ学校教職員、保護者に対しても、任意加入であるということの周知を図られたいというふうに思いますけれども、見解をお聞きをしたいというふうに思います。
○森岡社会教育振興課長 委員ご指摘のとおり、PTAというのは任意の加入というような、任意団体であるというようなことは、やはり御存じでない方もいるというようなことを踏まえまして、各単位PTAのほうでは、そういったことを資料の中にも入れていただいているとは思うんですけれども、ただ、その役員の選出方法ですとか、そういったことに関しましては、もう市といたしまして、口出しをすることはできないという状況でございますので、各単位PTAのほうで役員の選出ですとか、そういったところに関しましては、そういったところを踏まえて、ご留意いただくようなことでお願いをしたいということは思っております。
○山下委員 あんまり過剰に関与すると、今度はそのことが一定問題をはらむということもありますので、そこら辺は十分、さまざまな側面も考えた上で、対応をしてほしいなというふうに思います。
ただ、原則は任意加入ということから始まっておりますし、そのことによって、それが広まっていけば、PTA活動が非常に何か停滞をするといいますか、そういった面も出てくるんじゃないかなというふうに思いますけれども、本来のPTA活動はどうあるべきかという議論につながっていけば、それはやっぱり生産的なものになるかなというふうに思いますので、その点だけちょっと申しあげておきたいというふうに思います。
山下議員が問題視しているのは以下の3点です
![ニコちゃん](https://emoji.ameba.jp/img/user/bu/bundi/176.gif)
![ニコちゃん](https://emoji.ameba.jp/img/user/bu/bundi/176.gif)
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それぞれに、行政としても問題を認識し、改善のために努力はしているのです。
つまり、改善すべき課題なのです。
全国のPTA問題に取り組まれている方のお力になれないのは
とても歯がゆいのですが、上記のような資料もどんどん利用してくださいね。