STAP細胞はすごいのに | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

STAP細胞はすごいのに

数日前から

ニュースをみればSTAP細胞の話題で持ち切りです。


とにかく、スゴイ発見のようです!!
( ↑ よくわかってない・・・汗


ウチには

現在の医学では治療できないような

不調を抱えるモノがいてるので

期待してしまいますラブ









それにしても・・・

日本でされるSTAP細胞とDr.小保方に関する報道には

気持ち悪さを感じます。





とても画期的な発見なのに

取り上げられるのはDr.小保方に関する事ばかり・・

発見の内容や、なんで革命的な発見なのかを一面で報道するのは

海外のメディアばかりですむっ




イギリスBBCでは研究の内容と、どれだけ革命的かと説明。Dr小保方については、彼女のコメントを記す程度です。

アメリカのCNNではBBCと同様の内容に加えて、現在はどこまで研究が進んでいるのかなど、かなり詳しく報道しています。





対して、日本のメディアでは



朝日新聞 泣き明かした夜も STAP細胞作製、理研の小保方さん
読売新聞 論文一時は却下...かっぽう着の「リケジョ」快挙
産経新聞 「誰も信じてくれなかった」...強い信念で常識打ち破る
毎日新聞 万能細胞:世界で初の作製 簡単、がん化せず 理研など
日本経済新聞 万能細胞 リケジョの革命
http://wirelesswire.jp/london_wave/201401310211.htmlより引用)


など、研究者自身を話題とするようなタイトルばかりです。
内容も「負けず嫌い」「頑張り屋さん」「行動派」「ムーミン好き」など
研究とは関係のない報道が多いです。


同様の研究成果を残している山中教授に
「頑張り屋さん」「行動派」などと書く報道機関があったのでしょうか??


「頑張り屋さん」って・・・
目上の人や敬う対象の人には使わない言葉ですよね・・・



この気持ち悪さをうまく表してくれている文章があったので
引用します


↓ ↓ ↓ ↓ ここから ↓ ↓ ↓ ↓


http://www.huffingtonpost.jp/hiroyuki-fujishiro/post_6779_b_4692746.html
より抜粋



ムーミンやファッション好き、ブランドの指輪、「女子」...もし、30歳男性研究者で言葉を入れ替えてみたらどうでしょうか。


----------------------------------------------------

研究室には鉄道模型が飾られ、実験器具などには漫画キャラクターのシールを貼る「男子」の側面をのぞかせる。知人の間では「ファッション好き」で知られ、今回の記者会見でも英国の有名ブランドの金色の指輪をつけて臨んだ。「おふろのときも、デートのときも四六時中、研究のことを考えています」と笑顔を見せた。

----------------------------------------------------


男性だってデートもするでしょう。「男子原稿」をあまり見ないのだとすれば、そこには何らかの性別によるバイアスが存在していることになります。もちろん、理系の女性研究者が少なく、政府をあげてリケジョとして支援しているという面はあります。読売新聞の記事はリケジョフォーカスです。ですが、どの記事にも女子を強調するエピソードが入っており、「おっさん」的な視点から書かれていると言ってもよいでしょう。



 ↑ ↑ ↑ ↑ 以上 ↑ ↑  ↑ ↑








この気持ち悪さは「年配の男性目線」で書かれているから感じる違和感だったのですね。


プロフェッショナルの女性を
「女性○○というキャラクター」でみるのではなく、
一人のプロフェッショナルとして
プロフェッショナルの男性と同じように扱われることを心から願っています。
(それって当たり前やねんけど)