はだしのゲン | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

はだしのゲン

「はだしのゲン」もHOTな話題としてとりあげられています。
昨日、河南町で行われた決算委員会でも話題にあがっていました。

「はだしのゲン」に対する河南町教育長の見解は
リラックマ作品は未読だが、問題とされているシーンは戦争の悲惨さを知る意味で教育にプラスの効果はあっても、マイナスにはならないだろう
とのことでした。

教育長のこの意見には私も賛成です。


マスメディアでは取り上げませんが、戦争って本当に悲惨です。
ある戦争ジャーナリストの報告には13歳の少女が「イスラエル兵が投げ込んだ爆弾で、パパは首から上がふっ飛んで、ママはお腹が破け、内臓が飛び出たわ。あの恐ろしい光景が忘れられない…」と語ったと記されておりました。

その悲惨な光景が日常的に起こるのが戦争です。


「はだしのゲン」に規制をかけながら、悲惨さを隠しながら憲法9条の改正を語るなんて論外です。


もちろん、悲惨すぎてトラウマになったり、精神疾患を患ったりすることもあります。
イラク戦争へ行った自衛隊員26名が帰国後に自殺したという事実もあるので
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-21/2013032101_01_1.html
すべてを見せることには慎重にならないといけないかもしれません。


しかしながら、どこまで見るのかは、たとえ子どもでも個人の判断にゆだねるべきだと思います。
目を背ける権利も保障しながら。



ドラえもんおまけ


シリアの現状です。
はじめに出てくるパニック状態の女の子は「私は生きている」と確認するように何度も何度も呟いています。
グロテスクさと言う意味での残酷さはありませんが、見るのに少し勇気のいる映像なので苦手な方はやめておいてくださいね。