小水力発電

先週、共産党の力武議員にお誘いいただいて、堺市桃山台排水場の小水力発電を見学してきました。

まずは、お話をききます



ここの発電機の仕組みはこんな感じです。


（出典：堺市上下水道局HP）


発電機に水が到達する直前の落差を利用して発電機をまわしているそうです。
水の量、高低差に恵まれているお陰で初期投資の回収もスムーズに進んでいるようです。

例：売電価格が￥８／kwだった平成１９年
　　削減した電気代：￥7,085,293　+　売電：￥1,579,411　＝　￥8,664,704　回収

初期投資が￥65,429,842　だそうなので単純に計算しても８年ほどで回収できるようです。
しかも、現在は売電価格が￥33.5/kwにまで跳ね上がっているので回収がますます早まりそうですね。


というお話を聞いてから施設の見学をはじめました。

施設のとなりはグラウンドになっています





実は、この下・・・ため池になっているそうです。

びっくりですね

地下におりていくと



なにやらワクワク感をあおるような設備が！！
職員さんが一生懸命説明してくれてましたが、なんせ音がすごいのでほとんど聞き取れなかったです・・・

さらに地下へすすむと



なが～い廊下が！！

初めにみたグラウンドの辺と同じ長さの廊下だそうです。

そして！！ついに！！




発電機です。

めっちゃ大きいです。予想外・・

中がクルクル回っている様子などはみれなかったのですが、発電しているようです。



この発電機、水の量も高低差も少ない河南町では無理！！
と思っちゃうのですが、完全にオーダーメイドの発電機だそうです。
地域の状況に合わせて発電できるように設計してくれるのだとか。

検討してみる余地はありそうですね。


今回の見学会を企画してくださった「原発ゼロの会・大阪」さんは千早や河南町のあたりで小水力発電を実現しようと取り組んでおられます。

８月には勉強会も企画しているそうなので、ご興味がおありでしたら足を運んでくださいね