6月議会での一般質問 2 | 大阪府河南町議会議員 佐々木きえオフィシャルブログ Powered by Ameba

6月議会での一般質問 2

6月議会での一般質問の二つ目は自然エネルギーの推進についてです。

河南町では現在、ソーラー発電にを導入する際の初期費用に対する助成金があります。

数々の助成金や補助金の類いを削ぎ落としている昨今の行政の懐事情を鑑みても、
近隣の市町村の状況をみても、「河南町は頑張っている」と評価できる部分です。

しかし、(環境問題に関心のある方ならご存知でしょうが)太陽熱は電気として使用するよりも
熱エネルギーとして使用する方がはるかにエネルギー効率がいいです。
つまり、太陽熱を無駄にすることなく利用できます。


ソーラー発電に助成金を出すなら「ソーラー温水器にも!!」

という想いを声にしてきました。


ついでにペレットストーブや薪ストーブにも!!という感じです。


エネルギー自給率100%の町にしたいという野望がつい声になって出てしまったパターンです。


だって、河南町にはエネルギー資源が豊富にあるんです。


町内で手入れの行き届いていない森林は沢山あり、かろうじて間伐しても木を運びだせずに放置しているケースがほとんどです。

これまで石油産出国やそれに関わる企業にエネルギー代を支払っていたので、エネルギー代の変動に景気も左右されていました。でも、運び出せずにいる間伐材をエネルギーとして利用することを促進できれば町内での雇用にも繋がります。



しかし、町にお金がないのも事実です。

「ソーラー発電設置のための助成金」予算内で助成の対象を広げるということを提案しています。

大阪府下では高槻市が「エコハウス補助金」としていくつかのメニューから利用者が補助対象を選べるようになっています。

参照:高槻広報

例年通りの予算枠の中から利用者が補助対象を選ぶということで、ソーラー発電に躊躇していた人でも別の方法でエコに貢献することができます。

この制度を河南町にも導入してもらえるようにお願いしたところ・・・・

「先進事例を研究する」というお返事をいただきました。

「やる」という返事は無理だとは思っていましたが、もう少し前向きな答弁が欲しかった。

このことは今後もしっかりと取り組んでいく予定です。