どうも皆さんこんにちは!ともちゃんまんです!

今日は久々にきのこ図鑑を作ります!

今回紹介する仲間は、アセタケ属のきのこです!

そのきのこの仲間には有毒のものが多いため、

食用にできないものが多いです!

その毒と言ったものはムスカリン

この成分はテングタケなどにも含有しますが

微量なため大事に至らずにはいられます。

但し、アセタケ属は違います。

その種類に至って、毒成分が多量に含まれているため、死んでしまうほど強いと言われています。
アセタケ属の多くは以下の特徴が多いため、これらが該当する場合安易な食用は避けてください。
・小型である
•傘の中央が尖る
•傘の縁に繊維模様がある
•根本が膨らむ

今更ながらアセタケというのは文字通り誤食すると
暑くもないにも関わらず汗が出てくるということから名付けられているようです。
それでは、今回僕が撮ってきたアセタケ属のきのこをザクッとお見せ致します!


スタート!



キイロアセタケ(不食)

夏から秋に掛け、雑木林にて発生する。
傘の中央が尖り、柄の基部が膨らむ。
ヒダは疎、シンプルな名の通り、黄色であるのが特徴なので覚えやすく分かりやすい。
しかしながら上記の特徴に当てはまることから有毒と思われる。従って安易な試食は控えよう。
写真のきのこは苔むした地面に生えていた。

キイロアセタケ(不食)


本種の下から見たところと上から見たところ
基部が膨らんでいることがわかる。




キヌハダトマヤタケ(毒)


夏から秋に掛けて、雑木林で見ることが出来る。

傘の縁には破れたような感じがする繊維模様の条線が現れる。

有毒。ムスカリンが含まれ、食べると発汗や涎、胃腸障害など、

アセタケ属とも称される本種は、写真のきのこが本当にキヌハダトマヤタケなのかは定かではない。





キヌハダトマヤタケ(毒)




クロトマヤタケ(毒)


秋〜晩秋、枯れ草のある地面や倒木、苔むした地面に生えることが屡々ある。

傘の縁にわずかに繊維模様の条線が現れる。

有毒。ムスカリンが含まれ、食べると発汗や涎、胃腸障害などで死亡例がある。

ひだはやや疎で、柄に繋がらない小ひだがある。


クロトマヤタケ(毒)




シロトマヤタケ(毒)


秋〜晩秋に掛けて、松林や広葉樹林に発生する。

傘の中央が鋭角だったり鈍角だったりする。

有毒、ムスカリンを含む。

シロニセトマヤタケに似るが、同種は大型で

柄の基部が株状に膨らむ。

本種のシロトマヤタケは小型で柄の基部はそれほど膨らむことはない。

但し識別は困難なので顕微鏡で胞子の形状を調べる必要がある。



シロトマヤタケ(毒)





いかがでしょうか?
アセタケ属のきのこに危険な種類が多数存在することがこのブログで理解されたかと思います。
冒頭にもあるように当てはまる特徴が1つでもあれば食べないことが先決です。
ただ、アセタケ属以前に食べると死亡する猛毒きのこは数多く存在します。
また同じ種類でも図鑑の姿と現物の姿は同じとも限らないものです。
そのため、当てずっぽうで喫食しようと思えば
美味しい味との代償に自分の大事な命が強引に奪われてしまうようなものです。

(先月、筆者の僕も1人だけできのこ狩りに行って
わかるきのこだけを無鑑定でそのまま喫食しましたが)
少しでも不安があれば、食べずに必ず保健所や専門家に鑑定してもらうことを心掛けてください。