皆さん、こんにちは!
(作成日:2024/2/20)
ともちゃんまんです!
今日は久しぶりにぼくが撮影した
きのこの紹介していきたく存じます!

今回公開する仲間ですが、

イッポンシメジの仲間のきのこです!

テングタケの仲間程危なくはないと思いますが、イッポンシメジ科のきのこは有毒のものが多いので食用とするものは余りありません。
ただ、この仲間の中で食べられるとしてよく知られるのはウラベニホテイシメジですが、
よく間違えられる毒キノコにクサウラベニタケ
が存在するのです。見分け方として、
前者は苦く、傘の上に掠り模様があり成熟すると指で押したような紋が見える。柄は太く中が詰まっている。硫酸バニリンを肉に付けると赤紫色に変色する。反対にガヤックチンキを付けると変色がない。
後者は逆に苦みがなく柄が細く、空洞になっている場合が多い。(中が詰まっている場合があるので注意!)ガヤックチンキを付けると緑色に変色するが、硫酸バニリンでは反応がないので正確な判定ができます。
このように薬を使ってきのこを判別する方法が
あるんですが、すぐに劣化することが多く、
保存法や作り方も簡単ではありません。
薬を作るにあたり、専門家の判断を仰いでから
作っていただきましょう。
それでは、イッポンシメジ科の2種を紹介いたします。よーい…スタート!!



キイボカサタケ(毒?)

初夏~晩秋、松林から雑木林の地面に発生する。
成菌の傘は釣り鐘状であり、傘の中央は鉛筆の如く尖るのが特徴的。
食毒不明とされてきたことがあったが、
2007年、愛知県東海市で本菌によるものと思われる中毒事故が発生し80代の女性が亡くなったという痛ましい事件が発生した。
なお、本菌の他、シロイボカサタケ、アカイボカサタケも存在するが、形状に関しては本菌と共通している。しかも3者はしばしば混生していることもある。

キイボカサタケ(毒?)




ミイノモミウラモドキ(不明)

夏~秋に掛けて、ブナやコナラ、松林などの地面や落ちていた朽ち木などに生える。傘の縁に放射状の繊維紋が見えるが、傘の中央あたりにまで伸びることもある。
色が目立たないため、大抵見過ごされやすい。
毒があるかはわかっていない。

ミイノモミウラモドキ(不明)




以上、イッポンシメジの2種でした。

今年からきのこのスペシャリストを目指すため、目一杯僕は勉強をしていきたいです!

ではまたのお楽しみに!