皆さん、こんにちは!ノヴァと申します!
この記事は、野生のきのこについて
よくある質問を掲載したいと思います!
さて、天然のきのこに関して疑問に感じたことやたくさん寄せられる質問まで
とことんQ&A形式で公開いたします!
他、わからないことがあれば
筆者にお訪ねください!
インスタのDMでも構いません!
一概にお答え出来るとは限りませんが力の限りお答えします!

改訂 2023/10/6

Q1:野生のきのこはどの場所に生えていますか?
A1:雑木林や松林、赤松林、野原、笹薮など、
様々な森や山などでは野生のきのこが散見されます。地面から生えているものもあれば、木から生えていたりなどが殆んどなんですが、中には冬虫夏草やヤグラタケなどと言った特殊な発生形態をしたきのこも確認されています。

Q2:野生のきのこの簡単な見分け方を教えて下さい。
A2:野生のきのこに簡単な見分け方と言うものは実際ありません。同じ種類でも発生する場所によって姿形を変えたり古びたりするなど他の種類と紛らわしいと言ったことが多いです。
特にカワリハツは傘の色が変化に富むので
非常に鑑定が難しいきのことも言えます。
そのため、図鑑を複数購入したり、インターネットなどで複数の情報を集めたりなどして1種類1種類特徴を覚えて行くしかないと筆者は考えます。

Q3:毒きのこの毒抜きする方法はありますか?
A3:原則ないと思ってください。
図鑑に記載されている迷信にもあるように、塩漬けした毒きのこを食べて中毒した事例もありますし、茄子と一緒に調理しても毒性が中和されることは絶対にありません。
(地域によっては毒きのこを毒抜きするところもある。)また、インターネット上ではカラハツタケやベニテングタケを数ヶ月間も塩漬けにして摂取しても中毒しなかった事例がありますが、中毒のリスクを鑑みてオススメできないと思います。
また、猛毒であるシャグマアミガサタケは毒成分が水溶性なので、鍋できちんと茹で溢せば食べられるのですが、本種の茹でている鍋の蒸気を吸いこむだけで中毒した事例もあります。
くれぐれも真似しないように。

Q4:きのこ図鑑で、食べられるきのこは可食or食用と記載がありますが、2つの意味の違いはなんでしょうか?
A4: 可食とは? 無毒で食べられるが、美味しくない、見た目が悪い、臭みがあるなどの理由で
あまり一般的に食用として見ていないという意味です。
食用とは?一般的に良く食べられている。という意味です。

Q5:毒きのこはなぜ毒を持っているの?
A5:科学的な根拠はわかっていませんが、諸説あります。
例えば、私達がシマウマだと想像してみてください。天敵であるライオンを見たら確かに逃げたくなる、と思いますよね。では逆に私達が植物だと想像してみてください。動物と違って、ずっと同じ場所にいないと育たないし枯れて死んじゃいますし、かといって身を守るものがないと天敵の動物に食べられて死んじゃいますよね。逃げられないので動物に食べられないよう、代わりに体に毒を持ちます。
つまり、食べられないよう毒を利用して身を守っているのではと考えられます。

Q6:毒きのこは触っても大丈夫?
カエンタケを除く毒キノコは消化管に入らない限り基本触っても問題ありません。また、味を確かめるために一時的に口に咥えるという種類の特定方法もありますが、有毒きのことなると中毒の懸念もあり、あまりオススメできません。しかも毒の有無を問わず種類によって苦味や辛味を持つ物も存在しています。
味見をするのであれば慎重にしましょう。また本回答の冒頭で記述したカエンタケはトリコテセンという毒成分が含まれており、これは粘膜や皮膚の刺激が強いので触ることは勿論、味見をすることはやめましょう。