数日前のこと、医療系の記事を書いている人が記事のほぼ全部をアメンバー限定記事にして、アメンバー登録をしないと記事を読めない状態にしました。そこで、私はアメンバーとして認めてもらうべく申請したのですが、認めてもらえず、記事を読むことができなくなりました。その後、相手のブログ主さんは私のブログのフォローを申請してきました。自分のブログは読ませない設定にしておきながら、私のブログはフォローして読みたい、ということらしいです。これってどうなんでしょう? がん患者家族として必死なのは十分理解できるのですが、自分の情報は明かさず、他人の情報は貪欲に求める。ブログって双方向の交流があって成り立つツールだと思うのですが、こちらからのアクセスはコメントがないからといって遮断しておいて、自分はコメントを私にくれたことがないのにフォローはして情報を得たいという、考えてみれば相当身勝手と思うのは私だけでしょうか? ブログ主さんには自分ルールがあるそうですが、人と関わる上では身勝手な自分ルールは通用しないのではないでしょうか? 私の認識が間違っているのでしょうか?

 

私はがん患者本人です。ステージ4になった今、明日どうなっていてもおかしくない状態でこのブログを書いています。闘病の備忘録として、検査数値なども公開しています。ただ、病態、病状、副作用は100人いれば、100の病態、病状があるわけで、ほぼ1人として同じ状況の人はいないと言っても過言ではありません。それを考慮した上で参考になる情報があれば取り入れてみるのは良いかも知れませんが、エビデンスのない誤った情報も混じっていることもあるでしょう? それらを取捨選択をする心と目をしっかり持たずに、玉石混交の情報を無闇に取り入れようとするのはどうなんでしょう?

 

コメントについていうならば、私はこう考えています。私は男性です。今回のブログ主さんは女性です。SNS上で男性が女性にコンタクトするのは慎重にしなければならないと、私は常々自分を律しているつもりです。コメントも相手の状況もわからない中で失礼がないか、齟齬がないか、色々気を遣わないといけない、難しい作業なのです。対面で向かい合って話す状況とは違います。医療系のブログであるならば、より一層言葉を選ばなければなりませんよね? 頑張って、という言葉も受け手によって違った受け取り方をされるのと同様に、文字だけの言葉は発信が難しいですよね。コメントが難しいと考えている人は多いと思いますよ。コメントがないからと言って排除するのはどうなんでしょう?