なんやかんや↓あって、急いで手術室へアセアセアセアセ



ポート留置の手術の時には、眠くなる(意識がぼんやりする)鎮静剤を使ってもらいました。
ですが、術中、ちっとも眠くならず意識もはっきりえーん
看護師さんに「この前はぜーんぜん眠くならなかったんですが(心の声...もう少し薬強めにしてほしい)ショボーンアセアセ」と言うと、
「留置の時は鎮静剤使いますが、抜去の時には手術する先生が、すぐに手術終わるから使わないでいきましょう、と言うこともあります。一応鎮静剤使用希望、と言う申し送りはしておきますねニコニコ」と言われました。

「留置と違ってすぐ終わるんだから、そんなにおびえないで大丈夫よぉ〜デレデレ

と、(言われてないけど)言われている気がして、少し恥ずかしい気持ちになりつつ、「わかりました」と了承しました笑い泣き

しかし、私の希望は伝わらず無気力
少なくとも、鎮静剤使いますね、とも言われてないし使った体感はありませんでした真顔

……申し送りは?むかつき


手術する時の準備は、留置の時とほぼ同じで、顔を完全におおう呼吸がまあまあ苦しくなるシートをかぶせられ、ポートが入っているところにぶすぶす麻酔注射を打たれました。

傷口が目立たないよう、留置の時に切開した傷口にかぶせて、切開していきます。

痛くないとはいえ、切られている感覚はどうしても切られていることを想像してしまい怖いし、気持ち悪いガーン

そして……
3人くらいで手術に携わってくれたのですが
実際に執刀している先生のひとりごとと、助手さんとの掛け合いが怖すぎて不安不安不安

何も見えないからこそ、見えるより色々想像してしまう驚き


切開したあと、ポートの上の皮膚を持ち上げ、ポートをぎゅっと切開した切り口の方向に押しながら……

(先生)「なかなか動かないなぁ...これは固いアセアセこれでもダメか」

しばらく動かそうとトライするものの、ポートがほとんど動かないみたいで苦笑する先生(;・∀・)

え……?そんなに苦労するものなの??切開さえできたら、すんなりぱぱっと取れるもんだと思っていたのに滝汗


(先生)「うーん……これ、何年ポート入れてるの?」
(助手)「いや、そんなにアセアセ半年くらいですよ」

※実際は半年も経ってない真顔

(先生)「えっ……、若いからかなぁ。
ここが肉芽みたいになっていて、ぜんぜん動かないんだよ」

私の治癒能力が高すぎて、ポートをがっちり巻きこんで留置の時の体内の傷を修復したのかポーン!?

(先生)「ここの糸は切ったけど、まだほかにも切るところあると思うんだけど、肉芽で巻き込んでいて見えないんだよね。もうちょっと皮膚あげてもらえる?」
(助手さん、ポートの上の皮膚を持ち上げる)

(先生)「あっ、それでやると傷が汚くなっちゃう。ここは胸筋だからねぇ、傷つけないようにしないと」

怖い怖いびっくりマーク驚き

(先生)「うーん、もう少し切開して広げるしかないかなぁ」

切られる時、ちょっと痛かったので麻酔を追加してもらい、切開部分を延長おねだり

(先生)「やっぱ、最初に切ってないから切れ味悪いなぁ
。ガタガタになりそう」

いやぁ〜大泣きやめてぇ〜びっくりマーク
綺麗に切ってえーん

(先生)「やっぱまっすぐ切れないな〜」

もう心の中だけで言って……?昇天

その後も、割と長い間奮闘し、やはりぎゅっぎゅっと強めに押したあと、ようやくポートを取り出せた様子。

カテーテルがある、首のところも留置の時には少し切開しているので、そこも切るのかと思っていましたが、そこは何も切らずにポートのポケットを作った所のみの切開でした。

カテーテルを抜く時にはぬるっとした感覚とかあるのかな?と思っていましたが、正直いつ抜いたのかは分かりませんでしたアセアセ

麻酔も、カテーテルのある首の所にはしてないはずキョロキョロ

体の中でポート本体とつながっているのを、まとめて取ったのかな……?

「ポートはもう取り出せましたからね」と先生から言われたので、

「そんなに取るの大変だったんですか?」と聞いてみると、

先生「いやぁ〜……そうですね、カテーテルがかなりくっついちゃってましたね」

と言われました。

ポートを胸の位置のところに、体内で縫い付けているところが外せないんだと思ってましたが、カテーテルの方が問題だったの??
ポートをめちゃくちゃぎゅうぎゅう押されたけれどもタラー

ポートとカテーテルのつなぎ目とか、ポートに近い位置で癒着?が強いところがあったのかもしれません。見えてないし、感覚もないしよく分かりませんが泣き笑い

そのあとは今度は縫合。

(先生)「後から切っちゃっているから、ちゃんと考えて縫わないと傷口がずれちゃうよ」

うんうん、ミシンで布を縫い合わせる時も、最初はぴったり合ってるのに最後まで縫ったときにどっちかの布が余ってずれちゃうことあるよね。

ニットと伸びない生地とか、片方だけ引っ張られて伸びちゃった状態で縫い合わせると、そうなる。


……って、納得している場合じゃなくてガーン

これは先生が助手さんにアドバイスしながら、助手さんが縫ってるの!?

嫌だよ〜えーん縫い合わせてから皮膚が余ったとか……滝汗

縫い合わせながら……

(結果的には執刀した先生が縫っているっぽい)

(先生)「あ〜、皮膚が張ってるからやっぱり見えちゃうなぁ。ちょっと押さえてて」

皮膚に張りがあるから(このときばかりは全然うれしくない)、反発して縫い目がくっつききらず、皮膚の下の組織が見えてるので、縫合する間切開した部分を縫い目が広がらないように両側から圧迫して押さえてて

……って言ってるのかな滝汗

その後も「うーん……ちょっとここが盛り上がっちゃってるな」とかいいながら(え?ずれてる?)、細かく縫って、ときどき縫ったところをもみもみして(もみもみでずれは直るの??笑い泣き笑い泣き)、
「よしひらめきびっくりマーク」と納得の声が聞こえてから、ようやく終わりました魂が抜ける

かぶせられていた布が取り外されて、視界が開けると、そこには傷口の上に残りが少なくなって出ない歯磨き粉を絞るような仕草をする先生が……びっくり
そして、「でない〜えー?」って言ってる(笑)

実際は視界に入らず見えないけど、切開部分にうにょーんと何かを絞り出したいんだけど残り少なくて出ないみたいな……?

なんかもう……
緊張感がないよだれ
いや、真面目に、しっかり手術してくれているとは思いますが……
こっちはめちゃくちゃ緊張してるのに無気力

先生「今傷口にボンドつけましたからね」

うにょーんはボンドらしい。(あとで調べたらダーマボンドというものみたいでした)
傷が開かないためと、防水の役目?もあるのかな……

そして上から防水シールを貼られて保護されました。

ベッドから起き上がって車椅子に乗って部屋の中の時計を見ると、1時間くらい経過していました。

ポート留置の時にかかった時間は、確か45分くらいだったから……
ポート留置の時の記事はこちら↓
留置より時間かかってるじゃんびっくりマーク怒り

留置と抜去で同じ医師が手術したわけではないと思うけど……真顔

こんなことならぼんやりしながら手術受けたかった……赤ちゃん泣き
無意識に体に力が入っていて、肩こりましたショボーン


患者が聞いているという意識がないのか、気にしてないのか、先生の言う言葉ひとつひとつが怖くて、無事に終わるかヒヤヒヤしました驚き

防水シールの上からですが、見た感じはそんなにぐちゃぐちゃには見えません凝視

下に傷口の画像載せます。防水シールの上からです
苦手な方はご注意ください。↓






















留置の時よりも、切開幅は大きい気がします。
(まぁ、言っていたとおり広めに切ったのでしょう...)



ちなみに、留置直後のときの傷跡は、これ↓

やっぱり比べると傷が大きくなってるなぁショボーン
(あまりうまい比較画像ではなくすみません)


術後2時間ほど経つと、やはり痛みが多少出てきたので、痛みが増す前にロキソプロフェンを飲みました。

ですが思ったより痛みは少ないですニコニコ

1週間くらいはシャワーのみになりそうです。
もし、防水のシールがはがれても、1週間くらいたってたら貼り直さず、貼らないままでよいそうです。
1週間以内に取れたり、傷口が塞がってない時用の、予備の防水シールと消毒キットを貰いました。

そして、例の傷口につけたボンドも自然と取れてくるみたいなので、取れてきても気にしないで心配いらないと言われました。

それは心配いらないかもしれないけど、傷口がきれいに塞がるのかが気になる泣き笑い



ちなみに、手術からの帰り道、放射線科の階に戻ってきてエレベーターのドアが開いた瞬間、なんと放射線治療の時の主治医の先生と、久しぶりにばったり会いましたびっくり

でも、顔を見た瞬間には久しぶりすぎて「先生で合ってる……よね?」と思いましたが確証がなく先生の名前を呼ぶことが出来ず、ただ視線をじーっと送り、お辞儀をするので精一杯笑い泣き


先生のほうは、(なんかめっちゃ見られてるけど、俺の患者さんだっけ……?いまいちわからないけど、挨拶されたから挨拶しとこうーん)みたいな、頭に?がありつつの挨拶を返されました真顔


先生のお話のひとつはこちら↓


部屋に着いてから看護師さんに、「○○先生と会ったんだけど、私のことわかってなかったみたい。忘れてるんですかねぇ……マスクで目しか見えないし、私髪の毛もなくなっちゃったからな知らんぷり」と言うと、


「あぁ、あの人は…えー

あっ、アセアセあの先生は、そういう人ですよ〜ほんわか

きっと覚えてないんですよ」


相変わらず、看護師さんからみてもさばさばドライなんですね照れ


まぁ、放射線治療で長期入院してても、自分の部屋へ問診に来てくれる時以外で先生を見かけることはほとんどなかったので、通りがかりで偶然会えたのはすごくラッキー?な事だったと思います。


ちゃんと挨拶できていれば、思い出してくれたかな…知らんぷり


思い出しても「どうも。」くらいの塩対応かもしれないから、期待するだけ無駄かな(笑)


それから、気にかけてくれていた担当の看護師さん、掃除のおばちゃんにも会えて、懐かしくてうれしかったです。

掃除のおばちゃんは、「無事終わってよかったね、治療頑張ってたもんね。若い子が元気になっていくの、大好きだから泣くうさぎ」と、感慨深くなったのか涙ぐんでいましたびっくり


久しぶりの放射線科主治医より、よっぽど私の元気な姿を喜んでくれるって、どういうこと笑い泣き


とにかく、ほぼ無事に?手術が終わり、治療で入院する予定は今のところなくなりましたにっこり



がんばった、ばんざい立ち上がるスター



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