英政府は英銀3行への公的資金の注入を実施、また欧州各国中銀はさらなる資金供給を実施と、世界の通貨当局はお金が回転するような施策を次々と打ち出してきている。週末のG20の声明もあってか、アジアの株式市場は上昇に転じている。あとは今日の米国株式市場の出方次第と言ったところとなってきた。
アメリカ人の単純さをそのまま映して株価が上昇するのか、或いは、米国資本の中枢にいるユダヤ人のリスク回避の動きで株価が思ったほど上昇しないのか、いずれにしてもこれだけの下げを演じたマーケットである、短期金融市場が正常に機能し、相場が落ち着きを取り戻すまでには時間が掛かる。それまでは、この乱高下する相場に付き合うか、或いは、様子見を決め込むかである。


で、相場を見ると…、
1時間足では、どの通貨ペアも相場が伸びきった状態にある。現水準-ドル/円=100.80、ユーロ/円=1037.60、英ポンド/円=173.20、豪ドル/円=68.20-は買いのレベルではないとみたい。特に、豪ドル/円は先週末比3円も上げて寄り付いているので、ここから一段高にはなり難い…。今のところ、下ヒゲで先週末の足とのギャップを埋めた恰好となっているが、65円台を固めずに反転上昇というのは相場の定石に反している。尤も、先週末までの下げ過程では、定石も何もあったものではなかったが…。
目先の乱高下する相場に付き合うにしても、今日のニューヨークの引値を見て明日からにしたいというのが正直なところである。