先ほど日中予測をお送りしたが、どうも気分がしっくりしない。
最初考えたタイトルは「買う気にならないクロス/円…」だった。ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円と書いてきて、豪ドル/円のところで「果して戻り売り」でいいのだろうか、との思いが過った。
豪ドル/円のところで書いた通り、「ただ、先週は8円下げ、今週は既に10円の下げを演じている。異常な相場である。こんな相場がいつまでも続く筈もない。」という思いから、タイトルを「買う気にならないクロス/円だが…」とした。


少し相場から離れてみれば、やはりこのところ相場展開は異常である。確かに、1998年9月のLTCMの経営破綻時には48時間で約30円の円高となったこともあるので、何をもって異常とするのかは、個人に帰属するものであろう。


米国発の金融不安が世界中に広がりつつあることは確かであるが、一方で、欧州では各国政府が個別銀行に資金投入を行い始めているし、いずれ米国も個別の金融機関に対して公的資金投入を行うものと思われる。何故なら、その方向に動けと市場が催促する恰好で大幅下落を演じているからである。


今後も金融不安を伝える報道は続くだろうが、そろそろ株式相場の暴落をテイク・チャンスして買い場を探し始めている向きもあるのではないか。陰の極と言うには時期尚早とは思うが、相場の目先の底は近づいているのではと思い始めている…。