相変わらず激しいスウィングを見せているクロス/円である。ストレート/ドルでのドル安が鮮明になりつつある中で、クロス/円のトレンドがはっきりしない。今週初の予測では、今週は下値鍛練の時間帯となり、今週末引値で週足が陽線になれば、来週から上昇するのではないかとみていた。確かに値動きは下値鍛練のような動きとなっているが、それにしてもこの乱高下は一体何だと思わざるを得ない。
荒れた相場は決して嫌いではないので、この機に乗じて英ポンド/円の鞘抜きを数回試みたが、昔ほど上手くはない。それでも仕事合間を縫って、日中はそこそこの利益となったが、最後オーバーナイトのポジションが損切りとなり、日中の利益を飛ばしてしまっている。
それはともかく、今日は木曜である。今日明日で週足の格好が決まるが、どうも陽線には程遠い週足となりそうだ。下値鍛練どころか、結構強烈な陰線が出そうな気配となっている。勿論、今日明日の値動きで次第ではあるが、例えばユーロ/円が154.00以上で週末を迎える可能性はかなり低くなってきているように感じる。まあ、米国発の金融不安がマーケットを壊していることは確かなので、通常の相場展開を予測する方が間違っているかも知れない。壊れた相場が立ち直るまでは、この乱高下を受け入れる以外に手立てがなさそうである…。


【ドル/円の日中予測レンジ:103.70~104.70】
サポート:104.20、104.00、103.700。レジスタンス:104.70、104.90、105.20。
ニューヨーク引け際に50ポイント程度売り込まれ、結構大事なサポートであった104.70を下抜けてしまっている。104.50を再度下抜けた訳であるが、一昨日はここから103円台後半まで下落したものの、ドル売りのフォローがなく、逆に相場は106円台まで急反発となった。今日も104円台前半からのドル売りには慎重にならざるを得ないと考えている市場参加者が多いのではないかと思われる。仮に、104円割れとなったとしても、果たして103円割れまで皆がついてきてくれるのかといった不安が拭い切れないからである。ドルを買えないのは分かっているが、売るのも怖いといったところである。仕方がないので、相場の105.00前後までの戻りを待って売りを建て、あとは逆風に耐えつつ102~103円を待とうかとも思うが、「戻り待ちに戻りなし」の格言もある。相場が下げ始めるとついつい売りを建ててしまい、それが結局安値圏で売りとなってしまいそうだ…。(揺れる男心…?)


【ユーロ/円の日中予測レンジ:149.00~150.50】
サポート:149.00、148.60、148.20。レジスタンス:149.80、150.50。
クロス/円は今日も乱高下しそうな気配である。相場展開のイメージが浮かばないというのが正直なところである。チャートからは、ユーロ/円の買いからスタートして、150円台前半まで戻りそうにみえるが、151.50超えの相場にならない限りは戻り売りの格好となっている。
週足では、150.00~170.00のレンジで揉み合った相場が下抜けることになると、150.00-20=130.00の相場となるが、それは今週末の引値を見てから判断することにする。


【英ポンド/円の日中予測レンジ:188.50~190.50】
サポート:188.50、188.00。レジスタンス:190.10、190.50。
英ポンド/円の値動きは、サポートやレジスタンスを考えること自体が間違っていると思わせるような動きとなっている。187円割れから192円へ、そこから189円割れを窺う相場では思考停止に陥りそうである。
日足は寄引同事線となり、方向感に乏しいが、一方で当てにならない英ポンド/ドルが立ち上がってきている。今日は、英ポンド/ドルが一段高となりそうなので、英ポンド/円の下げも限定的なものに留まるのではないかと思っている(まあ、限定的と言っても、2~3円の下げは覚悟しておく必要はありそうだが…)。
蛇足ながら、英国では20日から与党・労働党の党大会が開催される。ブラウン首相が福田さんと同じ行動に出るとは思わないが、波乱要因であることに間違いはない。


【豪ドル/円の日中予測レンジ:81.50~82.50】
サポート:82.00、81.50。レジスタンス:82.50、83.00。
81.50~84.50のレンジは無法地帯である。下げがきついので、どうしても売りから入りたくなるが、レンジの上限に近づくまでは待ちでいいのではないかと思っている。
今日は買いからスタートし、83.00前後まで上げそうだ。83.50超えはなさそうにみえるので、83.80を損切りに戻り売りとみている。