「新冷戦」という言葉が人口に膾炙しつつある。言葉はともかくグルジアである。
「…もともと90年頃から、南オセチアではグルジア人とオセチア人との紛争が絶えなかった。そもそも違う民族なのだ。民族自決の原則から言えば、オセチアは当然一共和国として独立してもおかしくなかった。実際、92年から大きなグルジア=オセチア間の紛争があった。92年1月南オセチア共和国の独立に関する住民投票が行われ、92%が賛成。一方グルジアは砲撃を開始。 92年6月、ロシア、グルジア、南北オセチア四者による紛争調停の原則に関する協定が署名され92年7月平和維持軍が駐留。93年11月、憲法採択。95年5月、国家制定。96年11月、大統領選挙。
これを見ると、南オセチアの独立への希求は非常に強い。一方、グルジア人はこの分離独立の動きにいったん矛を収めたものの、今年8月8日にグルジア軍が南オセチアに侵攻、南オセチア民兵や平和維持軍として駐留していたロシア軍を攻撃した。つまり、グルジアの平和維持に関わる協定違反が原因なのだ。」(石上氏、2008年8月26日付、投資日報社メルマガ)
国家間の争いに正義はない。ただ、事態は急展開しており、為替相場もこの事態に翻弄されることになる。
クロス/円の戻りが鈍い。今日も下値トライが続きそうな格好となっているので、値頃感からの買いは暫く控えるべきと思っている。
【ドル/円の日中予測レンジ:109.00~110.00】
サポート:109.40、109.20、109.00。レジスタンス:109.90~110.00、110.30。
昨日はよくドル高になったものだと思っている。110円台乗せはなかったものの、109.90前後までの上げはドルも確りしているとの印象を与えてくれる。全般的なドル高地合いなので、ドル/円もややドル高に振れたのだろうが、今日は下値トライのような気がしている。109.80近辺までの上げはともかく、今日も110円台乗せに失敗し、109円割れをトライすることになるような気がしている。109.20割れには注意が必要である。
【ユーロ/円の日中予測レンジ:159.80~160.80】
サポート:160.40、160.10~20、159.80。レジスタンス:160.70、161.10、161.50。
ユーロ/ドルの下げがまだまだ止まりそうもない。ユーロ/円は、160.00の心理的なサポートを下抜けることに逡巡しているが、時間の問題のような気がしている。下抜けた場合は、159.00前後までの下げとなる。上値は、161円台半ばから後半にレジスタンスができ始めており、162円台乗せとなるまでは戻り売りの格好である。
【英ポンド/円の日中予測レンジ:200.20~201.70】
サポート:201.40、201.00、200.70、200.20。レジスタンス:201.70、202.20、202.50。
昨日の英ポンド/円は201.20まで遣って反発したものの、戻りは202.20まで。そこからまた201.80近辺でサポートされたが、下抜けた後は201.40~80のレンジでの揉み合いとなっている。201.40を下抜けると、相場は走りそうである。上値は、201.80~202.20で揉み合っているので、202.20超えとなるまでは短期戻り売りで攻めたい。
【豪ドル/円の日中予測レンジ:93.30~93.80】
サポート:93.30。レジスタンス:93.80。
93.80前後のレジスタンスを上抜けた場合は、94.30近辺までの上昇。93.30を下抜けた場合には、91円台半ばまでの下げを視野に入れておくべきと考えている。
日足パラボリックには売りサインが点灯し、直近の安値と顔合わせとなっている。94.00~96.00のレンジを下抜けたばかりなので、このまま相場は下げるとみている。91円台半ばから後半には、強いサポートが控えているので、次の焦点はこの辺りでの相場展開となる。今のところ、90円割れがあるかどうか判然としないが、今年3月の安値と顔合わせとなる可能性も否定できないので、値頃感からの買いは控え、相場の自律反転を待つべきと思っている。