情報が消費されるだけになってから、音楽も痩せてきたと思っていたら宇多田ヒカルのニューアルバム『Heart Station』である。ゴージャスである。音の作りが丁寧である。久し振りに身体が自然と動き始める音に出合った…。
もう一つ、書店で出合ったひろさちや氏の『世間も他人も気にしない』(文春新書)。ものごとが分かっている人が宗教(と言っては語弊があるかも知れないが)を語った書である。メタ宗教であるべき仏教のことを、他の宗教と比較しながらこれ程分かり易く書いてある書を自分は知らない。難しいことを易しく説けるというのは、対象を自分の中で完全に理解していないとできないことである。(でも、同氏の『「狂い」のすすめ』は、ちょっと読み辛かった…。)


世間も他人も気にしない (文春新書 640)/ひろ さちや

¥746
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で、南無と唱え、物事が殆ど分かっていない自分の今週の相場予測である…。
【ドル/円:107.00~110.00】
先々週は106.00~108.00のレンジを下抜けた!と思わせた相場展開であったが、今週はそのレンジを上抜けた!と思わせる相場展開となりそうである。週足のパラボリックが108.49まで降りてきている。反面、108.00前後は先週3日トライして失敗しているところ。109円超えとなるかどうかは微妙なところであるが、先週のプライス・アクションから判断すると、今週は上値トライをせざる得ない処へ相場は追い詰められている。引値で108.50超えとなった時点で買いを建てても間に合う相場だが、今週末引値では反落し108.00以下となる可能性が高いので、利喰いはこまめに入れて行く必要があるとみている。ただ、今週相場が107円台で横這った場合でも、来週は遅行線が日足の上に抜けてくるので、106円割れがない限り、来週の上げに備えて押し目買いかも知れない…。


【ユーロ/円:167.50~171.00】
最初にユーロ/ドルの話。先週は、ユーロ/ドルが新値更新かと思ったが、先々週の週足をどうも見逃していたらしい。その足は高値圏でかぶせ足となっており、先週は続落の可能性が高いことを示唆していた。綺麗なかぶせ足を見逃して200ポイントも引かれて損切りに追い込まれたとは…、自分に「ボケの始まりか!?」と叱咤したい(が、自分に甘いので、「ヘヘヘ…」で終わりそう)。
ユーロ/円の週足は、2週連続で下ヒゲの長い寄引同事線となっている。170円台乗せを見ないと終わりそうもない足であるが、170.50超えが定着するかどうかは、ドル/円の108.50と同様である。依然として、週足の雲が横這っているので、下に引っ張られる力が働いている。上下に振れ易い相場になりそうなので、早め目の利喰いや損切りが大事である。


【英ポンド/円:213.00~217.00】
212.00は押し目買いのチャンスと思っていたが、先週末の下げのスピードに圧されて結局買えなかった。そんなことはともかく、先週末の引値は214.50超えとなっている。誤差の範囲内とは思っているが、週足が陽線となって214.50超えとなっていることは素直に評価したいとも思っている。
日足転換線と基準線が211.92で重なっていること、先週末その下値を確認したこと、遅行線が日足の上に位置していること等を勘案すれば、今週は押し目買いで攻めたい。216円台後半にはレジスタンスが控えているので、217.00に達するかどうかは微妙なところであるが、上抜けた場合には221円が視野に入ってくる。


【豪ドル/円:101.50~104.50】
週足はかぶせ足とも抱き足ともならなかった。2週間分を1週間でやったように感じている。1週目はかぶせ足、2週目はそこから続落するが、押し目買いで反発し引ける、と言った2週間分を先週1週でこなしたような足である。
その足を改めて見ると、上昇過程で一服した足ともみえるし、今週下ヒゲの部分をもう一度埋めに行く足ともみえる。週足の雲が横這っているので、下に引っ張られる力が働いていることは間違いないが、日足・週足の転換線・基準線の位置関係は上げを示唆している。反面、日足パラボリックには下げサインが点灯した。ただ、それは104.48に位置しているので、手が届かないレベルではない。とは言え、今週は101.50~104.50のレンジ相場とみて、104.50超えを見るまでは戻り売りで攻めるつもりである。豪ドル/ドルが続落しそうな格好となっているので、あとはドル/円の上げとのスピードとの兼ね合いである。