ユーロ/ドル…。予測とは裏腹に(いつもこと…)大幅上昇となった。
原油価格との相関が強いと言われていたので、原油価格の下落とともにユーロ/ドルは下げに転じると考えていたが、その相関も「均してみれば」という条件が恐らく付いており、日々の上げ下げとは関係のない話である。
こんな当たり前なことに、何で気がつかないかと考えたら、やはり欲である。ポジションを持つと自分に都合のいいことかしか見ないし、聞かないし、考えない。行動経済学者にとっては最も分かり易い、と言うか、実験モデルとしては最適な行動サンプルを提供しそうな自分である…。
そのユーロ/ドルは、日足パラボリックに買いサインが点灯した。おまけに薄い雲を上抜いて引けている。仕方がないので、売りポジションは今朝損切った。先行する雲が横這っているので、1.56後半から直近の高値1.58台前半までの上げスピードは緩慢なものとなろうが、それでも1.60を再度やりに行きそうな構えとなってきた。下値は1.5500前後がグッドサポートになり始めている。押し目買いとも思えるが、1.5000を目指す相場と観念していたので、暫く様子見としたい…。
【ドル/円の日中予測レンジ:107.70~108.50】
サポート:107.70、107.50、107.10~20。レジスタンス:108.05~10、108.30、108.60。
108円台半ばから上には、結構まとまったドルの売り玉があるように窺えるプライス・アクションである。反面、107円台前半のサポートは確りしている。そんな訳で、相場は107円台半ばから108円台前半で揉み合っている。
日足は、上ヒゲが長いトウバとなった。本来ならドル下げとみるのが自然だと思うが、このところの相場は一筋縄ではいかない。107.90~108.10を上抜けるには、それなりのエネルギーが必要だが、それでも相場が行きたがっているのは110円方向に感じる。106.90を損切りに、押し目買いで良さそうである。
【ユーロ/円の日中予測レンジ:168.70~???】
サポート:168.70~80、168.20。レジスタンス:???
正直、溜息しかでない…。チャートを信じているにも拘わらず、何故6月5日にレジスタンスを上抜いた相場に何故乗れなかったのか…。反省ばかり(猿でもできる!)である。とにかく、相場は新高値を更新した。月足でみると、170.00は心理的な抵抗でしかなく、171.40と172.20前後まで強いレジスタンスはない。今日は、新値更新を受けて高値トライが続きそうである。
ただ週足では、3月の安値から数えて今週で新値9手である。また先行する雲は横這っていることは以前から述べている通りである。高所恐怖症である自分には手が出ない相場なので、恐らくもう少し上がるのであろうが、このまま一本調子の上げ相場とはならないと観念している。下げたら今度こそ買いたい者の悲鳴かも知れない…。
【英ポンド/円の日中予測レンジ:212.30~213.80】
サポート:212.60、212.20、211.80。レジスタンス:213.20、213.50、213.80。
ユーロ/円に比べて出遅れ感の強い英ポンド/円相場である。ボリンジャーバンドからは、そろそろ213.50超えをトライする格好となってきているが、ユーロ/英ポンドでまたユーロ高の展開となりそうなので、英ポンド/円の上げスピードは緩慢なものに留まりそうに窺える。ユーロ/円を買い損なった分を英ポンド/円で…、と思い始めるとまた神様に怒られそうなので、ここは謙虚な気持ちで押し目買いで攻めたい。日足パラボリック=211.35まで相場が下がらない限り、押し目買いと考えている。
一番怖いのは、ユーロ/円が突然崩れて、それに英ポンド/円が巻き込まれることである。「今日のところは大丈夫だ」と、恐らくこれから毎日祈る日々となりそうだ…。
【豪ドル/円の日中予測レンジ:103.30~104.30】
サポート:103.20~30、102.80。レジスタンス:103.70、104.30。
ユーロ/円と似たような相場展開となっている。ここ数日は、102.60からほぼ20銭刻みで揉み合って上昇してきているので、下値はかなり確りしている。反対にレジスタンスは、103.70と104.30に控えている。
週足でみると、このまま上げが継続しても来週で新値12手となる。日足のストキャスティックスも伸び切り始めているし、週足の雲も横這っている。来週一杯相場は上げて、目先天井となるのかも知れない。まあ、先のことは先として、目先の動きに注力したい…。