米2月S&P/ケースシラー住宅価格指数(過去最大の下げを記録)や4月消費者信頼感指数(03年3月来の落ち込み)の影響で、予測したレンジを下抜けた相場となったが、引値ではやはりそこそこのレベルまで戻している。予測した以上にヒゲの長くなってしまい、結果たくり足となった通貨が多い。
たくり足となったから、買いが強いという訳ではないだろう。今日はヒゲの部分を埋めに再度ドル売り、クロス/円の売りが出るものとみるのが自然である。


【ドル/円の日中予測レンジ:103.20~104.20、バイアスは下げた後上昇】
1時間足からは、売りからスタート。103.70前後に軽いサポートがあるが、下抜ければ昨日の安値近辺=103.20まで続落する。ただ、そこからがよく分からない。
日足転換線が103.25に位置しているし、雲は横這っているとは言え、今日の雲の上限は102.50前後にある。日足転換線を下抜く力はないと考えているので、103円台前半は押し目買いの場となりそうな気がしている。上値は104.10~20にレジスタンスが控えている。上抜いても104.80超えはない。


【ユーロ/円の日中予測レンジ:161.00~162.00、バイアスは下げ】
1時間足からは、8時台は下げ、9時台には若干戻しそうな格好となっている。162.00をクリアできれば162.50前後までの上げとなるが、162.50超えは想定していない。下値は161.20~30にサポートが形成されている。
日足は昨日の下げで相場がパラボリックにタッチしたことで、売りサインが点灯した。ストキャスティックスも50%を割り込もうとしているので、今日も売りで攻めたい。日足基準線が160.11に位置しているので、時間が掛ってもその前後まで下げるものと考えている。
尚、ユーロ/ドルも引き続き売りである。


【英ポンド/円の日中予測レンジ:203.00~205.00、バイアスは下げ】
昨日は、想定外の英ポンド/ドルの下落に伴って、英ポンド/円も大きく下げてしまった。
1時間足からは、ユーロ/円と同じ。8時台に下げ切らないと205.00超えをテストしに行くことになる。205円台の上値の重さを確認してから、再度下げトライとなり、203.50のサポートをテストしに行きそう。
日足の引値は、転換線=204.76に支えられている。下抜けても、日足の雲の上限が今日は203.20前後に、また基準線が202.91に位置しているので、今日の下げは限定的なものに留まりそうである。


【豪ドル/円の日中予測レンジ:96.50~97.50、バイアスはニュートラル】
1時間足は、この8時台で伸び切ってしまった。戻り高値をテストすることになるが、97.20のレジスタンスをクリアできるかどうかが一つの鍵。クリアした場合は、97.50~60までは上げそうにみえる。97.20で跳ね返された場合には、下値サポート=96.50±10ポイントまでの下げとなる。
日足は、ザラ場で昨年10月30日の高値から引いたレジスタンス・ラインに突っ込んだが、引値はそのラインの上となっている。ストキャスティックスの%Kが%Dを急角度を伴って下抜け始めているのが気になる。またパラボリックが95.45まで上がってきているので、相場が96.00割れとなるとちょっと様子見としたい。相場はパラボリックにタッチせずに反転上昇するものと予測しているが、96.00割れとなると94.00までの下げとなるので、値頃感からの押し目買いは控えるべきと考えている。