クロス/ドルが上昇したのは、多分米国景気後退懸念だろう。本当のところは分からないが…。
その中にあってドル/円での円高は進まない。その分、クロス/円が円安になっている。ユーロ/ドルが、ユーロ導入後の最高値を更新しているのに、何故かドル/円は蚊帳の外である。属国通貨のせいなのか、円キャリー・トレードの再開を暗示しているのか…。
ソブリン始め、例えば、大投資家のジム・ロジャーズとかソロスとか、大金を動かせる人達がどんなことを考え、どんなポジションを張っているのか知る由もないが、小金で勝負するにはシンドイ相場になってきていることは確かである。


【ドル/円の日中予測レンジ:101.20~102.20、バイアスはニュートラル】
1時間足からは、ドル売りからスタート。昨日と同じく101.50±10ポイントのサポートをトライしそうな気配である。その下101.10~20のサポートを下抜ければ、東京でも円高と呼べる地合に転換しそうだが、期待はしていない。上値は、102.10~20にレジスタンスが控えている。
日足は、たくり足となった。100円台後半にどんな買い玉があるのか知らないが、欧州通貨を中心にドル売りが盛り上がっているのに反し、このドルの戻しはちょっとどうかと思う。引値が101.50超えとなっているので、今日のレベルを維持できれば、遅行線が日足の上に抜け出てくる。100.80割れの引値が出現するまでは、押し目買いか…。


【ユーロ/円の日中予測レンジ:161.80~162.80】
ユーロ/ドルが新高値を更新したことで、1.61~1.63へ上昇する可能性が高くなってきた。
1時間足からは、ユーロ/ドルも売りからスタートしそうなので、ユーロ/円は161.60~80まで下げそうな格好である。161円台後半で押し目買いに入っても良さそうにみえるが、買いを建てる気にはなれない。
日足は大陽線を出して引けている。直近の高値を全てクリアしているし、日足パラボリックには買いサインが点灯したので、相場は強いと言わざるを得ない。ただ、162円台前半のレジスタンスをクリアした訳ではない。今日明日の動きを見て、前回述べたシナリオ―先行する雲のネジレ=156.50へ向かう―を変更するかどうか判断したい。


【英ポンド/円の日中予測レンジ:200.20~201.20、バイアスはニュートラル】
ユーロ/英ポンドの上昇が続いているので、英ポンド/ドルの上げが弱い。その分、英ポンド/円の上昇も限定的なものに留まっている。
英ポンド/円の1時間足からは、やはり売りからスタートしそうな格好である。下げは200.20前後で止まり、その後反転し201円台前半のレジスタンスを試すことになりそうだ。
日足は、小さな陽線を出している。日足が横這っている間に、昨年11月1日の高値から引いたレジスタンス・ラインに日足が接近してきている。タイミング的には4度目のトライとなるが、果たして202.00超えで引けるのかどうか。引けた場合には、多少の下押しを我慢して、買いを建てることになる。


【豪ドル/円の日中予測レンジ:95.10~95.80】
1時間足からは、売りからスタート。サポート=95.10を試しに行きそうだ。下押し終了後は、95.80前後のレジスタンスを上抜けるかどうかが鍵となる。
日足は、パラボリックに買いサインが点灯した。比較的雲の薄いところを突いて、雲の上に抜け出る可能性が高まっている。昨年10月31日の高値から引いたレジスタンス・ラインが今日は97.35近辺にある。このラインはあと1週間強で96円割れまで下げてくる。先行する雲の上限が94.30で横這っているので、このレジスタンス・ラインを上抜くことはないと思っている。本格的な上昇が確認されるのは、97.20超えとなってからである。