先日、1月9日に受験して来たボイラー技士2級試験に、
幸運にも一発で合格をしました。
これを機に、私の勉強方法について再度備忘録として残し
ておくことにします。
(受験に際しての基本的なスペック)
ボイラーについての経験と知識はなし
勉強期間は約30日
勉強方法については独学
以前と同様に、この試験についての詳細な説明は省きます。
詳細については、↓をご覧ください。
参考書と問題集については、他のブログやユーチューブ動画
を考慮し、最終的にユーキャンの書籍を選びました。
次に、勉強方法についてですが、とりあえず過去問8回分に
ついて、時間をかけて2回程繰り返し解いて行きました。
解くとは言っても、全くベースの知識がないので、正誤の脇
の解説の答えの分かる所についてのみ理解をし、わからない
所についてはとりあえずスルーといった感じで、ひたすら繰
り返しの作業を行いました。
二回程繰り返した所で、今度はざっくりと参考書の一通り熟
読を行ない、この時点でかなり大雑把な概要のイメージが掴
める手ごたえを感じ取ることが出来ました。
その後はまた、ひたすら過去問を引き続き繰り返すといった
反復作業を繰り返し、わからない部分については、その都度
テキストに戻るという作業を行ないました。こうした結果、
合格へのレベルの足がかりが、何となく掴めてくる感覚を感
じられるまでになりました。この継続作業には、約3週間ほ
ど費やしました。
この時点で、過去問8回分を計5回分ほど行っていました。
ネット上では、過去問を3回繰り返せば、この試験は楽勝!
といった発言を多々見受けて来ましたが、ボイラー作業従事
者や、余程資格試験慣れしている人であればいざ知らず、大
方の受験生にとっては、ボイラー自体を見たことのない方が
大多数だと思われますので、イメージが掴み辛い分試験のハ
ードルが高い様にも、私には感じられました。
蛇足ながら、この試験とほぼ難易度が同レベルの危険物取扱
者乙4との問題比較に際して、計算問題がない分楽な部分が
ありましたが、やはりボイラーを見たことがない人にとって
は、イメージを得にくいとも言え、私にとってはボイラー技
士試験の方が、勉強するに当たっては難易度が高かったです。
過去問については、手持ちの問題集の他に↓にも数年分の
無料のデータがありますので、問題集に収録されていなか
った令和5年度の二回分についても、利用をさせていただ
きました。特に、難易度の高いボイラー構造の科目だけで
も、集中的に行っておいた方が良いと思います。
補足説明としまして、実務経験の無い方は「ボイラー実技講
習」を受講し、修了証と試験合格証を提出することでボイラ
ー技士の免状が交付されることとなるのですが、この講習は
試験合格の前後を問わないので、免状の交付を希望する方で
あれば、先にこの講習を受講しておいた方が、勉強の理解が
進むと思います。私はタイミングが合わず、この記事を書い
ている段階では、まだこの講習を受講してはいません。
最後に、この試験の科目は4科目に分かれており、最初のボ
イラーの構造の科目が、少し鬼門となっています。基本的に
は、過去問をやりこめば最終的に何とかなる試験でもあると
は思いますが、このボイラーの構造の出題にだけ関しては、
過去問以外の場所からの出題が多々ある様で、(実際に、私
も試験の際に、全く見たことのない問題が2問ほど出題され
てとても焦りました)この科目に関してだけは時間に余裕が
あれば、テキストも熟読しておいた方が、確実であると思い
ます。
↑は試験の直前にさらっと視聴したのですが、とても参考とな
りました。但し、あくまでも直前が良いと思います。
最初にこの動画を観てしまうと、ハードルの高さに勉強が続か
ないことにもなりかねません。
という訳で、この試験を受けられる方に、何らかの参考になれ
ば幸いです。