耳下腺腫瘍の手術後13日目 唾液瘻と薬疹との戦いは続く | まっしゅの耳下腺腫瘍治療ブログ

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30代後半の独女です。
健康そのものでしたが、2018年に左耳に耳下腺腫瘍ができてしまいました。診察から診断、2019年早々に手術…その後の経過まで記録します。
同じ耳下腺腫瘍になった方の参考に少しでもなれば幸いです。

耳下腺腫瘍の手術後13日目

 
これまでのダイジェスト
 
 
・耳下腺腫瘍が見つかる
・手術前に抗生物質のアレルギー検査をする
・耳下腺腫瘍の摘出手術する
・耳下腺腫瘍の摘出結果は良性の多形腺腫と判明
・退院後、手術痕より唾液が漏れ出る、唾液瘻(だえきろう)になる。抜糸は見送り。
・数日間圧迫するも止まらず、唾液漏れ対策として薬を注入したら薬疹(薬アレルギーの症状)で皮膚発疹ができる
★今ココ
 
 
ちなみに、耳下腺腫瘍の摘出後に唾液瘻(だえきろう)になる割合は3%~7%ほどと低いみたいです。
運が悪かったんですね…
私の場合は、唾液瘻だけでなく抗生物質アレルギーで薬疹という二重苦に晒されていますが
腫瘍を摘出しても何事もなく終わる方も多いと思います。
 
 
そして本日の朝
 
 
薬疹でた、皮膚の状態は変わらず…
というか、発疹の範囲が広がっているー笑い泣き
 
 
テープ痕の腫れだけではない、赤みがでてます。
 
 
 
首元の発疹
胸とお腹はもっと発疹多い滝汗
ダルメシアンみたいに発疹でてる、と友人に言われました。
 
 
抗生物質のアレルギー検査は、試験用薬剤の準備に時間がかかるらしく、しばらく先になります。
注入した左側の発疹が酷いこと、注入した後に薬疹がでたことから唾液漏れ対策として注入したミノマイシンが怪しい気がしますが、しばらくはアレルギー症状緩和の薬と軟膏で我慢です。
 
 
 
そして、本日の診察。
手術痕の確認をしましたが、薬疹の症状がまだ続いてるので念のためと、手術痕に注入したミノマイシンを見送ることに。
生食で洗浄のみになりましまた。
 
唾液量は減少してるものの、食事の際はやはり漏れ出ているようです。
 
 
担当医さん「大分量は減りましたが、まだ止まらないようなので明日ボトックスを注入しませんか?ボトックスをエコーで確認しながら唾液腺に注入します。」
 
 
なななな、なんと…
一回45,000円のボトックス注入をやるのか…チーン
 
 
悩みました。
一回10,000円とかなら、深く考えずポーンと乗るのですが
一回45,000円の家計へのインパクトは大きい。。
 
しかも、前回聞いた話しだと担当医さんが以前担当した同じ唾液瘻(だえきろう)の症状の人に
ボトックス注射を用いた際は、流出量が多かったこともあり
三回もボトックス注射を打ったそうです。
 
よんまんごせんえんがさんかいチーン
 
さすがに、私の唾液瘻(だえきろう)の症状は、その人よりも軽いため
ボトックス注射の量は少なくて済むだろう、と担当医さんは話してましたが、結構悩みました。
 
 
悩んだ結果、ボトックス注射する覚悟を決めました。
 
 
私の唾液瘻(だえきろう)の症状は、退院後から顕著にでてきたため
発覚後約1週間ぐらいですが、発覚後ほぼ毎日仕事前に病院に通ってガーゼ交換、患部の洗浄をしています。
その間も一日中ずっとガーゼを強くあてて圧迫している状態が続いており…
いい加減、心理的ストレストと身体的ストレスがたまってきている状態なのです笑い泣き
唾液瘻(だえきろう)の治療例であった、ミノマイシンも私には抗生物質アレルギー持ちという壁が立ちふさがり
次の一手がない状態。。
 
確かに45,000円の出費は痛いですが、早く普通の生活に戻りたい、という気持ちが勝りました。
 
 
担当医さんに「明日、ボトックス注射やります!」と気合の返事を返し、
翌日のエコー室の予約やボトックス注射にあたっての同意書にサインをしました。
 
私「どうせボトッックス注射打つなら、唾液止めるためじゃなくシワ対策で打ちたかったですニヤニヤ
担当医さん「ボトックスあまったら顔に打ちましょうか?ウインク
担当医さんとも、そんな冗談交わせる感じになってます。
 
明日のボトックス注射の手配を終え、いつもの患部洗浄とガーゼ交換を終えてその日は帰宅。
 
ちなみに、この日も抗生物質ででた赤い発疹は全然収まらず…
 
こんな時は考えてしまいますね。
「耳下腺腫瘍の手術しなければよかったかな…」
でも、放っておいても腫瘍は消えないし、いつかは手術しなきゃいけなかった。
やっぱり、放っておいたらもっと腫瘍も大きくなって
もっと大変な手術、後遺症に悩むことになってたかもしれない。
 
たらればを考えてもキリがないので、前向いて治療に励みます!
 
まずは明日、人生初ボトックス注射で唾液流出を食い止めてみせるぞー