手術後7日目 今日は抜糸の予定です。
病院に行き、手術を担当した女医さんの診察が始まります。
私は、自分で手術痕はっきりみれないけど、そろそろ塞がってるかな〜
今日で抜糸かな〜
なんて呑気に考えてたんですけど
女医さん「ん〜 唾液でてますねー」
唾液？
なんと、唾液が手術で切開した部分から漏れ出てるー
食事の際、汗が滴るなぁと思ってたのですが、それは唾液だったのです
どこからでるって、、左耳よこ？耳たぶ裏から
すると、ワラワラと複数のお医者さん、看護師さんが湧いてきて私を取り囲みだした
3〜4人に囲まれて、手術した箇所をギューギュー絞られましたよ
ヒィ〜
ヒィ〜消毒なのか？何か首に吹きかけながらギューギューされること数分
もともと痺れがある部分なので、絞られてもそんなに痛くはないんですが、恐ろしかった…
左耳下腺なので、診察の椅子に座ってずっと右に首傾けてる状態なんですが、
壁にアンパンマンとバイキンマンのイラストが貼ってあるのが救いでした。
私は角度的によく見えてなかったんですが
耳下の腫れてた部分に唾液が溜まってたようでした。それが漏れてるという。
散々首を絞られた私グッタリ。
その後、ガーゼを丸めたものを患部にあてて強くテープで固定されました。
結局、抜糸できずに翌日また診察をうけることになりました。
ちょっと待てよ？そういえば手術前の説明で唾液云々と言われたような…
“・唾液瘻（だえきろう）が起こる可能性があります。術後、創部より唾液が漏れることがあります。
圧迫にて軽快することが多いですが、外科手術が必要な場合もあります。”
こ、これが唾液瘻（だえきろう）かーーーー
外科手術必要な場合もあるってーー
早く唾液流出が止まるようにしたいんですが
翌日は土曜日のため外来は受け付けておらず、救急外来の方に来てまた経過を確認することに。
ちなみに、唾液瘻（だえきろう）についてネットで検索してみましたが、 こんな論文？をみかけました。
“耳下腺術後の唾液瘻（だえきろう）は比較的稀な手術合併症であるが，穿刺や圧迫を繰り返しても治癒しがたく 入院や外来通院の延長につながる場合がある。”
比較的稀なんですね…
耳下腺腫瘍の摘出考えてる方は不安になりますやね。
後から調べてわかったのですが、
耳下腺腫瘍の外科治療に生じる唾液瘻の頻度は3％前後である。と書いてあるサイトを見つけました。
私はその3%に該当したということですね
なにはともあれ、通い続けるしかなさそう。
唾液のことで頭いっぱいになってましたが、
病理組織検査の結果も教えてもらいました。
病理組織の結果は当初想定通り、
左耳下腺の腫瘍 多形腺腫とのこと。
病理組織診断報告書の写真
病理組織の検査で良性腫瘍だったとハッキリし、そこは凄く安心しました。
その後、ガーゼあてた部分をひたすら圧迫する私。
新しい抗生物質と、痛み止めのロキソニンを追加でもらいその日は終わり。
ところがどっこい。
新しく院外薬局で処方された抗生物質が、2箇所薬局廻ったものの在庫がないそうです。
結局3箇所目で購入できましたが、歩き回ってくたびれました。。
この数日、左耳圧迫しすぎて感覚ないし
髪の生え際に協力なテープ貼るので首がテープで腫れてます…
テープ剥がすたびに髪持ってかれるのもしんどい。
お風呂入る時はガーゼ外していいとのことなので、ガーゼ外して見ましたが結構汁でてるようで不安に。
テープはりましたが憂鬱です。
だえきろう…