新曲をアップしました。
「エコーチェンバー/巡音ルカ」
ボカロック投稿祭参加曲です。
曲は80年代の哀愁ハードロックをイメージ。
もっと具体的にいうとRainbowをイメージ。
ギターソロもちょっとリッチー・ブラックモアっぽく。
曲は昨年12月にできていたんですが、歌詞がなかなかできなくて。
やっと歌詞ができたのは3月。
なぜかローカル線いすみ鉄道の車内で思い付きました。
しかしそれから完成までまた時間がかかってしまいました。
「やる気が出ない」というやむにやまれぬ事情で。
「ボカロック投稿祭」という締切が設定されたのでなんとか仕上げましたが、締切がなかったらいつまでもうだうだしていたかもしれない。
そういう点で、投稿祭は自分を叱咤する役目として使えますね。
歌詞は「SNSなどの閉鎖空間で、同じ意見を持つ者同士で意見を発信し、それが肯定されることで正解であるかのごとく勘違いして増幅していく状況」を表す「エコーチェンバー現象」のことを歌にしたものです。(詳細wikipedia)
昔から陰謀論はありましたし、古代ローマ時代にカエサルが「人は見たいものだけしか見ない」と言っていたりしますが、SNSが発展した現代ほどそれが可視化されている時代はないように思うのです。
政治思想や宗教に顕著な現象ですが、コロナ禍によってワクチン推進派と反対派、マスク派と反マスク派などの対立もみられるようになりました。
ツイッターなど正直見るのも辛い時があります。口汚くののしる人も多いしね。
もっと平和にさ、相手の意見を受け入れなくてもいいけど反発しなくてもいいんじゃない?
と思うんですよね。
そんな社会派ソングでした。ロックは社会派メッセージソングもアリ。