今年は何故か、去年以上にてんかん発作が増えた気がする。
2020年は本当にてんかんが酷くて、初めて行く駅で倒れてそのまま救急車で運ばれたりして友人との約束を破る結果になってしまったり、他にもバラエティ番組の前日にホテルでてんかんを起こした事もあり、翌日は全身筋肉痛の中で撮影をしたのを覚えてる。スタッフさん達は休んだ方が良いと言ってくれたんだけど、僕の体調でスケジュールを変えたくなかった。
そして何よりコレが1番言いたかったんだけど、てんかんの嫌な所は
【てんかん後に、てんかんが起きたのかどうかが分かりづらい時がある】
に尽きると思う。
これはマヂでてんかんを持っている患者なら全員理解してくれるハズ!
必ず分からないんぢゃなくて、分からない時がある!と言うのがポイント!
かなり調子が悪い状態でてんかんに入れば、最初から
「あ、これからてんかんに入るかも…。」
と言う気持ちで居るので分かるんですけど、突然来る場合があるんですよヤツは。
で、日によっては気絶中に激しく全身痙攣をする場合があって、そういう時は大体目が覚めたら分かります。
「あ、てんかんになった瞬間はわからないけどこの身体の痛さは多分てんかん起こしたんだな。」
って感じで。
(あと大体口周りが濡れてるので分かります。多分よだれが垂れたんだと思います。)
本当に最悪なのは、いつてんかんに入ったのかも分からず、そして痙攣も起こさず、よだれも垂らさず、単純に眠かったから仮眠をとっただけなのかと勘違いしてしまう事なんですよね。
何故最悪かと言うと、
それをてんかんだと思っていないので
治療を行おうとしない事。
次に、もし治療を行おうにも
ドクターから症状を聞かれた際に
何も分からないし、何も答えられない事。
これが本当に恐ろしいですね。
だって、自分自身何が起きたのか分からない訳ですからドクターも何も出来ないですよね。
誰かが周りで見てくれていれば別なんですが1人だった場合は手の打ち用がありませんよね。
そして部屋であれば良いのですが、それが路上や、階段、駅のホームや、プールだったらと思うと最悪ですよね。
てんかんはまず
【いつ】
【どんな感じで】
【なぜ】
発作が起きてしまったのかを
ドクターと共に考えながら治療を行う病気だと僕は考えています。
完璧に治らないにせよ、必ず発作が起こりづらくなったり、光は見えるハズです。
僕も毎日が戦いです!どうせ一生てんかんと戦うなら一緒に元気に明るく戦いましょうU^ェ^U
「あの時は大変だったけど、出会えてから状況も変わったよ!」
なんて昔話が出来る様に共に頑張りましょう☆