看護師と聞くと、ついついホラーとかオバケみたいなイメージが付きがちなんですが僕の場合は少し違った恐怖体験でした。


看護学生って、学校にもよるんですが謎ルールが色々あるんですよね。


【エレベーターは使うな。階段を使え。】


【病棟では飲み物は飲むな。】


【学生同士は病棟で会っても無視】


【食事中は喋らない(黙食)】


他にも色々とあるんですが、書いてたらキリが無いので‥。笑


僕は当時、看護計画という患者さんを看護する上で大切な(患者さんの1日のスケジュール帳の様なイメージかな?)物を書いて、出来る限りその看護計画の通り1日のスケジュールを実行していたのですが、やはり現実は想像とは全然違っていて「11時から11時半までにこれを実行する!」と決めていても予想外な出来事に見舞われて結局12時になってしまって、自分の昼食の時間を削って上手く午後からスケジュールを合わせたり、逆に予想以上にテキパキと物事が進んでしまった時は本当に地獄で、余った時間で何をしようか考えていたら先生から「キョロキョロしてる暇があったら動きなさい!」と怒られ、患者さんの病室を綺麗にしていたら先生から「いつまで掃除しているの!」と怒られ、仲間の看護学生を手伝いに行ったら「あなたの患者はこの部屋じゃないでしょ!」と先生に怒られる地獄コースだったんですよね。笑

なので今だからこそ言える話なんですが、とりあえず10分ぐらい時間調整の為にトイレに隠れていましたね。


本当、忙しすぎるぐらいが天国だったんですよ。


ただ実習はそう簡単に上手くいく訳はなく、やはり余った時間が出来てしまったんですよね。

そんな時にふと僕の頭の中で悪魔が変な誘惑をしてきたんですよね、


【エレベーター使ってみるか。】


自分からエレベーターを呼んだら医療従事者や患者さんの迷惑になるから、さりげなく乗ってみよう。

と計画を立ててエレベーターに乗ってみたんです。


もう気持ちが良くて。

エレベーターに乗れるってこんな気持ち良いんだっけ。ってなりました。


そしてたまたま下の階で扉が開いた時に同級生が居て、ビックリした顔でこちらを見ていたんですが僕は笑顔でバイバイをしました。


この時点で【エレベーター禁止】と【同級生無視】の2つを破ってしまって多少罪悪感のドキドキでした。


そしてまた扉が閉じて一階に到着。

扉が開き始めた時に、僕には輝く光が見えました。

その時。


「間瀬くん何やってるの。」


扉が完全に開いた瞬間、

そこには輝く光は無く、

先生の鋭い眼光だけがありました。


その後めっちゃくちゃ怒られました。

無事に卒業した今だから言えますが、

当時は本当に大変な毎日でした。


同級生は皆笑ってましたが、

僕は忘れもしない恐怖体験でしたね。


看護学生の皆様、

ルールは守りましょう。

とほほ‥