「○○さん、いつもありがとう」
これを言われた人の中には
「いつもってお礼いわれたけど、私は『いつも』してきたかな?」
と違和感がある人だっています。
その違和感を感じてもらった方が恋に発展させやすいのです
≪納得しない心が恋への近道になる≫
心理学はその違和感を「認知的不協和」と呼びます。
認知的不協和とは現実の出来事が心の認識と矛盾したときに生じる、心のわだかまりです。
例えば、あなたが欲しい服があったとしましょう。
欲しいと思うこと。これが心の認識。
しかし、それはとても高価でとても手に入るものではなかったとしましょう。
高価で買えないこと。これが現実の出来事。
買いたいのに買えない。これが認知的不協和です。
≪認知的不協和を否定したいのが人の心≫
しかたなく諦めざるをえない時、心の中で正当な理由を作る時がありませんか?
例えば、
「あの服は大きすぎる」
「自分に似合う服ではない」
「シーズンが終わりつつあるから、今更買っても無駄だ」
こうして、買わずに立ち去る理由を作りますよね。これが認知的不協和の解消です。
「○○さん、いつもありがとう」と言われた時に、
「いつもしていたっけ?」と認知的不協和を感じた相手が
次のように認知的不協和を解消してきたら、恋への発展が期待できます。
「いつもって言われたけど私って端から見たら、
あの人をいつも手伝ってあげているのかしら?
どうもそうらしい。じゃあなんで私はいつも彼を手伝っているかな?
私があの人を好きだから手伝っているっていうの?_(?_?)」
こうして「いつも手伝う」=「自分はあの人が好きだから」
と自分で自分を自問自答を始めてくれました。
このテクニックは、恋愛テクニックとしては小さな物に分類されるでしょう。
でも手軽に使える分、誰でも何度でも活用できます
明日からぜひ使ってみてください!