明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2012年、今年の私の抱負はブログ更新と早起きです。
大晦日は家が停電になり、ニューヨークのアパートは電気のシステムが
古いところが多く、ヒューズがとぶとヒューズを取り替えなくてはいけません。
まず予備がない。換え方が分からない。大晦日はお店が早く閉まる。
もう嵐のような年越しでした。何とか暗闇の中で新年を迎える事だけは
さけられたものの。。
そしてお正月。いつもの亀の歩みで更新を怠って数ヶ月、ようやく更新しようとしたら
自分の失態で、ログインできなくてプチパニック。
また戻って来れて良かったです。
・・・・という事で今年の抱負は現実味をつけてみました。。
さて話は変わり、本日はお芝居を観てきました。
野田英樹さんの"The bee" と"hot pepper, air conditioner and the farewell speech"
同じ劇場の違う部屋でそれぞれやっていたので、二本立てで頂きました。
![MASUMIのブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120108/14/masdrian/f9/28/j/t02200295_0478064011722967849.jpg?caw=800)
日本の演劇は声だけで演技しようとしている傾向があって疑問に思っていたのですが
この舞台でちょっと見方が変わりました。
The bee はイギリス人役者がやっているせいか
体の表現がすごい。特に主役のKathryn Hunter(イド役)あの動き方は一体?!
緊張感のある作品でした。
もう一つは日本人の人たちが演技をして字幕でしたが・・・こちらも斬新です。
平べったい様な力の抜けたような表現での物語のすすみ方が何とも奇妙な感覚に落ち入らせます。
この作品は日本人しか出来ないのでは?!
今日は両極端の作品を二つも観る事ができてほくほくです。
2つの作品に共通して言える事は
”脳と体はお互いの為に存在している”ー脳の中の身体地図より
つまり・・アレクサンダーテクニックの言う
”心と体の解離をなくす事”が最大の表現力にもつながるのではないでしょうか?
2つの作品は表現の仕方は正反対だったのですが、不自然な動きと台詞を自然に見せるように意図的に
やっていると言う点では同じでとても興味を引かれました。
きっと日本人が演じる” The bee"もまたひと味違うのではないかと思います。
久しぶりに日本のお芝居を堪能しお仕事もやる気がでてきました。
明日は私の所属するカンパニーのパフォーマンスです。
そしてこの4月、ニューヨークで今年初のアレクサンダーテクニック講習会を行います。
お待ちいただきました皆様、ありがとうございます。
詳細は直ぐにアップしますので少々お待ちくださいませ。
日本の皆様、3月に東京講習会を予定しています。ご都合が合いましたら是非ご参加ください。
2012年は皆様に笑いをもたらす年となります様に。