夭折の詩人が唄ってる夏の終わりに

冬になって夏を恋しがる日が来るのを感じながら

十七の夏に在った感受性なんてもう呼び起こせないよ

それを終わった花火みたいにひとり寂しく思うよ

もう夕焼けを見るのはよすよ


「あと1週間もすれば涼しくなるだろう」

2023-09-10 @yoshifumi_


夭折の詩人が夏の終わりを唄っているよ

にしたほうが

ゾワゾワとするんだろうけど……




なんとなくカバーに付けた

2023-09-08台風の風を除けるのに部屋に入れたキキョウ


かたちはあるか

おもさはあるか

あなたをみつめる

その気持ちに



かわらぬものか

とわのものか

流れてゆく風に

消えてゆかないか



Kissをして

抱きしめて

解けだしても

此処に留めて置けるか



このまま

忘れることさえ無いように

いつまでも

あなたの名前を呼べるか



2023-08-29 @yoshifumi_



「愛」

http://ameblo.jp/masda/entry-12103932318.html

後ろめたさを感じながら酒を飲んで
ホームの白線の上を歩いている
雪はどんなふうに降っていただろうか
手のひらで溶けてゆく雪と
車道の端で汚れてゆく雪と
足跡の上に重なってゆく雪と

何処かでまた会えるよね
ガラスの向こうで歩いている
雪はどんなふうに降っていただろうか
白さの中で見えなくなってゆく風景と
かすかに覚えている風景と
もう見ることもない風景

落し物を見つけて拾い上げる
もう読み解くことのできない文字
雪はどんなふうに降っていただろうか
見上げていると空に登ってゆくような気がしたよ

2015-12-06 @yoshifumi_


2014-2-14の雪


 

http://ameblo.jp/masda/entry-12103932318.html

セミダブルベッド(DINKS)


セミダブルの右半分で右側を向いている
背中を感じながら眠ろうとしている
おやすみとおはようを繰り返している

あなたを起こさずにベッドから出て
こっそりと朝食を そろえておいたり
飲み物を用意したりした 朝もある
あなたが私を起こさずにする方が多いけれど

何かあなたに話し掛けたかった
眠ったあなたを起こさずに
何を話したかったのか
それは言葉だったのか

キッチンテーブルの椅子から
あなたの眠る背中を見て
あなたのかすかな寝息を感じていた
私は珈琲を飲んだりもした

何かを伝えたいと思った
二人で共有したいと思った
既にベットの上でそれはあるはずなのに
早朝ぼんやりと離れて観て
確かめたかった

それはたやすいことのはずなのだが
しばらくすれば二人で朝食を食べるのだが
確かなことなのに 少しだけ不安だった

近頃不安を感じなくなってしまった
気をつけないと 確かなことでは
なくなってしまう
カップ&ソーサーのセットが
テーブルから落ちるみたいに

そうならないように
キッチンテーブルから
あなたの眠る背中を観ている

20130507-17 copyleft @yoshifumi_


これは再掲です
当時はハッシュタグというものを付かてなかった

谷川俊太郎『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』というタイトルを参考にしています




http://ameblo.jp/masda/entry-11587967111.html

関連記事『単身用賃貸』 

https://ameblo.jp/masda/entry-12435784716.html
2019-01-27
夏の朝

胸の傷みももう傷まなくなったけれど
叫ぶ声も響かなくなったけれど
午前3時に起きてももう悩まなくなったけれど
こころの中で呼ぶ名前は

檻に閉じ込められてももう出たいとは思わない
珈琲を飲んで煙草を吸って
体に沁みた記憶を呼び起こそうと
ここはここだけれど何処だろう

こころの記憶は旗を降ろして
返事もないものに話掛けている
まだ眠いはずなのに
珈琲と煙草の喉の痛み

夜明けに窓を開けて
キキョウに水をあげよう
明かるくなりかけた
朝に蝉が鳴き始めたことに
気付いて新しい夏の空を見上げる

子供の時間は長くて夏はもっと長くて
ふと立ち止まった十二歳の夏は
それにはもう戻れなくなった気がした
十七歳の夏はそれすらも戻れなくなってしまった気がした

そしてもう秋には六十歳だ

2023-08-03 4:52 @yoshifumi_



子供の時間は長くて夏はもっと長くて

ふと立ち止まった十二歳の夏は

それにはもう戻れなくなった気がした

十七歳の夏はそれすらも戻れなくなってしまった気がした


好きだという気持ちはずっと留めていられるのかな

不安が孤独にさせる

今より言葉を持ち合わせていなかったあのころには

今、持ち合わせていても届かない


きみは躰をあずけてくれたのかな

言葉遊びをふたりでしてたね


一人で作り上げた街でほんとうのきみに逢っても

ただ時間を無駄に過ごすだけだ


新しい出逢いに

時間をかけて待ちたいという気持ちは

それなりに価値があるんじゃないかな


でも、きみは言う

ねえ、わかった?わたしたちは二人とも、

ただの誰かの影に過ぎないのよ。


もう一度ほんとうの自分を呼び戻すよ

彼も戻って来てくれると思う






2023-06-20,21 @yoshifumi_ conception from Copyright 2023 Harukimurakami Archival Labyrinth.



1985年6月15日 1刷「世界の終わりとハード・ボイルドワンダーランド」より



2023-06-20の時点の推敲前


子供の時間は長くて夏はもっと長くて

ふと立ち止まった十二歳は

それには戻れなくなってしまった気がした

それすらももう戻れない

好きだという気持ちはずっと留めていられるのかな

不安が孤独にさせる

今より言葉を持ち合わせていなかったあのころ

今言っても届かない


きみは躰をあずけてくれたのかな

言葉遊びをふたりでしてたね


一人で作り上げた街でほんとうのきみに逢っても

ただ時間を無駄に過ごすだけだ


新しい出逢いに

時間をかけて待ちたいという気持ちは

それなりに価値があるんじゃないかな


でも、きみは言う

ねえ、わかった?わたしたちは二人とも、

ただの誰かの影に過ぎないのよ。


もう一度ほんとうの自分を呼び戻すよ

彼も戻って来てくれると思う

机とカッブ


40年前いや41年前に買った机と
割ってしまってつい最近買い直したカップと
あの頃を少しずつ思い返しています
今年60歳になります

2023-06-18 @yoshifumi_






いやこれを抽斗に何か書かなきゃでしょ
TwitterかInstagramじゃない?

いや上記をChatGPTに見せて「続きを書いて」と入力したら……

そういや私の作は基本的にCopyleftですと
書いているのですが
つまり改変も可なのですが
肖像権みたいに美術作品みたいに
人権じゃないけど
元を侮蔑するような改変はやめて下さいという意味も
Copyleftには含まれているわけで
でもそれはひとがした場合で
ChatGPTにはされたくない
という含みについて規定されてなかったよなあ
Copyleftの考え方ってChatGPTの出現で変わったのかな
WikipediaででもCopyleftを引いてみて下さい
((改変して)発表したら事後でもいいから報告してねという含みは元からある)
去年の6月の心理カウンセリングのあとに

こんなことをInstagramに上げてた

「#心理カウンセリング のあとに
コンビニのイートインコーナーで
ピスタチオの殻を剝きながら
安いウイスキーのハイボールを呑んで
Do It For Your Love (Bill Evans feat. Toots Thielemans)を聴く
そんな事を心理カウンセリングで語ったんだ
#きみの愛のために」



何を語ったのか
IC Recorderに録音したファイルを聴き直さないと
今月の心理カウンセリングは桜桃忌の2023年6月19日月曜日
今日明日のうちに聴き返せばいい


とりあえず
レコードAffinity(Bill Evans feat. Toots Thielemans)を
聴いている



MCヘッドアンプのフォノイコライザーの接続を直して
SONYのヘッドホンアンプにSHUREのモニターヘッドホンSRH940をつないで
(普段はDENON DL-103LCIIにDL-103とセットだった昇圧トランスに
LUXMAN真空管アンプLX33で聴いていた)
完全個体化(笑)たぜ


(昇圧トランスとMCヘッドアンプの下の
カーティスクリークバンドの1stアルバムとか
Affinityとか高校生のころ買ってました)


去年はスマホで聴くのにレコードを持っているのに
moraでまた買った(聴き比べするかなあ)


心理カウンセリング聴き直しているけど
去年の5,6月辺りのブログに書いてあるじゃないか


269.終わりかけた何かに間に合う気がした
http://ameblo.jp/masda/entry-12266637742.html

[ちょっと想い出した]

  通り道でふと立ち止まった
  10年前の僕が歩いている
  「夕焼けを、何回見たかい」
  彼は何も聞かずに雑踏の中に
  消えていった
  終わりかけた何かに
  手が届きそうな気がしたんだ
  夕焼けの中で
  今何処を歩いているんだろう

  何もかもが流れて
  消えていった
  時間の数え方を知らないか

  何もかもが流れて
  変わっていった
  ここが何処なのか知らないか

  忘れ物はまるできみの
  残した記憶の様に
  何かに間に合う気がした
  終わりかけた何かに

1988 @yoshifumi_

同じ頃に書いたものでブログにアップしたもの



1989年


http://ameblo.jp/masda/entry-11156753216.html
1988年秋

164.ぼくのかわりに……



ぼくのかわりに死んでくれるかい

ね、ぼくのかわりに

死んでよ

だってぼく死ねないもの

そんなゆうきあったら

なんでもできるって?

でも、ゆうきがでたころには

もう死んでるよ

だからだめなのさ

この星のさいしょの

生きものが

死ねなくってね

それでずっとここまできて

いまだに死ねなくってね

この星のさいしょの

生きものなんて

もう死んでるって?

ううん

生きてるんだ

死ねなくってね

さみしくってさ

いくつもにわかれて

そのひとつが死んだって

まだ生きてるよ

死んでよぼくのかわりに



1980 @yoshifumi_


1980年秋17歳になる手前
高校の机に授業中書いた
『死』という文字を
●にしていた頃があった