今日明日は
咲きはじめてる
梅めぐり
贈り物はと
妻想う春

佳史



(写真は先週2月8日水曜日の梅)

(梅があるなら春は要らんやろ薄めてるのか)
十七文字に比べ三十一文字は広いなと思う
自由詩を野放しで書いているくせに

梅めぐり
咲きはじめてる
妻想う春

佳史

梅があったら春はいらんの

梅めぐり
咲きはじめてる
妻想う頃

なんか違う


参照しようと……

春さればまづ咲くやどの梅の花ひとり見つつや春日暮らさむ(818)
筑前守山上大夫(=山上憶良)

春最初に咲くわが家の
梅の花を
独りきりで見つつ
一日を過ごすなんて
どうしてしようか


世の中は恋繁しゑやかくしあらば梅の花にもならましものを(819)
豊後守大伴大夫(=本名未詳)

ゑ=わ行のえ

世の中は
恋に苦しむ事が多いなら
いっそ梅の花になってしまいたい


「梅」があっても
「春」いれていいやな

https://ameblo.jp/masda/entry-12452423181.html
ブログテーマ「詩のようなもの」
2019-04-06

#梅花の歌三十二首 をなるべく全部盛り込もうとして書いたもの

何故か
酒を酌み交わそうは除いた