朝、台所に行って気が付いた。
あぁっ!パンを買うのを忘れていたー!
と、冷蔵庫を開ける。
最後の一食分があったハズだ。
ホットケーキミックスの素。
スイーツが食べたくなったのだけど、生憎買い置きが無く、かといってコンビニに行くのも億劫な3月某日のこと。
小さなパンケーキを作った。
実に便利な粉だ♪
あれから冷蔵庫の奥で眠ったままの袋を取り出す。
だがしかし、今朝はパンケーキの気分ではない。
甘さは求めていないので、玉子も牛乳も入れない、水だけで溶いて焼いたクレープのようなもの。
と言うワリには少し厚いけど、これでピアディーナの朝食。
そう、イタリアはロマーニャ州発祥のお手軽フード。
ラヴェンナのB&Bの朝食で、
ウルビーノのお昼や、
サン・マリノのお昼で、
海辺のシローロで、
ピザより軽めなので、小腹が空いた時に丁度いい。
ピアーダの小さいのがピアディーナという。
言われてみれば確かに。
○○ーノとか○○ーナとか、小さいものに付ける接尾語は知っている。
イタリア語で挨拶や、ちょっとしたセンテンスを喋ると、現地の人は必ずと言っていいほど
「イタリア語話せるの?」と聞かれるので、そんな時に
「ポキーノ」と一言。
ポコ(poco)=少し、のもっともっと少し。
ウン・ポキーノ(pochino)と答える。
本当は「全然話せない」と言えばいいのだろうけど、それが言えれば全くではないのだからw
あとは、つたない英語とジェスチャーで何とかコミュニケーションをとっていた。
あの頃を懐かしく思いながら、ハムとチーズを挟んだピアディーナを食べていた朝だった。






