多分30年ほど前に買ったグラス。

多分自由が丘で。

 

こういうのは決して嫌いじゃないけど、買った当初よりは熱を感じない。

一緒に鳥取に帰ったけど、今はサイドボードに飾ってある。

使うと言うより見て楽しむ食器に変わってしまったのだけど、もう一つの理由は割りたくないから。

2コ買い求めた数年後に1つ割ってしまい、残る1つを大事に使っていた。

 

こっちに帰ってからは、これに代わるグラスなんて尚更見つからないだろうと思うと、怖くて使えなくなってしまった。

つまり、必然的に飾り専門に。

普段使いは分厚い透明ガラスの、カフェではコーヒーや紅茶、ホット・バタード・ラムなどに使われる、銀の取っ手のついたグラスで、ここ数年は取っ手さえも外したままだ。

4年前の写真。何が入っているのだろう・・・?

 

この間、何とな~く出してみた。

薄いほうが飲み心地がいいのは知っていた。けど、それ以上にシックリする理由は、フチが反っているから。

今まで忘れていた、口に当てた時のフィット感。

 

やっぱり「使ってこそ」の食器かな。