感覚のおかしさ、

 

痺れ、

 

痛み、

 

脚や腰の違和感、

 

言葉で表現できない症状が、

 

脊髄損傷では、

 

あらわれるのだ、

 

そういうものなんだよね。

 

だから、

 

そんななか、

 

少しでも快適に過ごせるというのは、

 

どんなものなのだろう。

 

靴は、

 

大事なのではないだろうか。

 

脚からの、

 

感覚が、

 

正常でない今、

 

靴からの刺激というのは、

 

非常に重要なのだ。

 

ヒトのみに与えられた、

 

靴。

 

もともとナ○キが好きだったので、

 

バッシュを含め、

 

ランニング系のシューズも、

 

もっていた。

 

靴ってなんか好きなんだよね、

 

靴を履かないと、

 

もう歩ける身体ではないのですよ、

 

私達は。

 

人類というと言い過ぎで、

 

強靭な足腰をもつ人達はまだ存在してる、

 

ごく平均的な日本人は、

 

といったほうがいいよね。

 

軟弱な足の裏に成り果てているから、

 

靴がないと、

 

散歩もできない。

 

なのにまったく感謝されない靴、

 

わかってる、

 

わかってるよ、

 

君は重要。

 

革靴も好き、

 

赤羽、

 

レッドウイング、

 

いいねー。

 

重いけど、

 

10 年履ける、

 

すごいよ。

 

 

とまあ、

 

靴が好きなんですけれども、

 

普通は、

 

正常な脚の感覚とセットになっているんですね、

 

なので、

 

今の脚の感覚に合わせた、

 

靴選びが、

 

重要なんだよね。

 

つまり、

 

正常な感覚の人にとっての、

 

やわらかい、

 

が、

 

感じない、

 

になっちゃう。

 

俺の場合、

 

そんな感じ、

 

だから

 

 

ナ○キの

 

クッションとかエアが、

 

強すぎるのよね。

 

 

もっと、

 

ダイレクトに、

 

地面を感じられないと、

 

不安があるのよね、

 

あくまで、

 

自分の身体にとって、

 

地面を感じられる靴選びが、

 

必要。

 

 

俺の場合、

 

フワフワクッションだと、

 

安定しないから、

 

レッドウイングの革靴、

 

普通は重たいやつだけど、

 

まだ安心感があって、

 

歩けるのよね、

 

病気にまで付き合ってくれる赤羽、

 

レッドウイング、

 

 

さすがっす、

 

ありがとう。

 

レッドウイングもいいんだけど、

 

アシックスと、

 

オニツカタイガーもよかった、

 

適度に地面からの反発を、

 

感じられる。

 

痺れてても、

 

歩こうと思える、

 

そんな感じ。

 

痺れてても、

 

なんか痛くても、

 

好きな靴で、

 

地面感じて、

 

歩けてれば、

 

楽しい、

 

新しい楽しみ、

 

見つけたのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

入院中は、

 

午前と午後、

 

1 日 2 回のリハビリがあるんだけど、

 

少し脚が動くようになってからは、

 

とにかく、

 

病室で自主トレをすることが多かった、

 

というのも、

 

脚、

 

見た目が骨格標本かい!

 

ってくらいに、

 

細ーくなっちゃったので、

 

やばいなー

 

って思ったのよね。

 

動かない状態だと、

 

毎日、前日より 1 %ずつ筋力が失われるらしく、

 

それって、

 

思ってるより、

 

めちゃくちゃはやい、

 

あっという間に、

 

歩行がままならなくなるのよね、

 

脊髄損傷、

 

+アルファで、

 

動かさないことによる、

 

筋力低下、

 

さらに、

 

ステロイドによる、

 

筋力低下、

 

筋力低下祭り

 

 

トレーニングはやりすぎると、

 

すぐつるし、

 

筋肉痛で動けなくなるので、

 

毎日できる程度に抑えるのがポイントらしい、

 

でも、

 

入院中は、

 

とにかくやった、

 

脊髄ショックっていうらしいけど、

 

直後は、

 

痛みなどは少ないらしい、

 

その間に、

 

たくさんやっておく。

 

でも今は、

 

上半身のメニュー多め、

 

下半身は軽め、

 

ながーくつづけることが大事らしいぞー。

 

 

***

 

今はまだ、4歳の長女の走りに、

 

追いつける気がしないけどね、

 

徐々に、

 

戻していけるはず、

 

ゆっくりね、

 

最近は神経性疼痛で、

 

トレーニングがつらめ、

 

まあ、

 

そんなときもあるよね。

脚が動かなくなったのが、

 

入院初日、

 

翌日に治療とリハビリがはじって、

 

3週間くらいは、

 

車椅子にのってた、

 

どこに行くにも、

 

車椅子。

 

検査も、

 

売店も、

 

自動販売機も。

 

 

病院の床のフラットなこと、

 

素晴らしいねー。

 

病院であれば、

 

車椅子の生活でも、

 

困ることは殆ど無い、

 

そりゃ当然かもしれないけど、

 

すごいっす。

 

 

とにかく、

 

リハビリは、

 

頑張った、

 

と思う。

 

いろんな人にお世話になりながら、

 

毎日汗だくで、

 

自主トレ、

 

ニューロリハビリの調査、

 

イメージトレーニング、

 

いろいろとやってみて、

 

脚が動いたとき、

 

先生たちの安堵と驚きの表情は、

 

嬉しかったなー。

 

 

奥さんも安心したよね、

 

一生車椅子って覚悟してたんだから。

 

自分自身では、

 

とにかく、

 

がむしゃらな感じで、

 

あんまり噛み締めずに、

 

いたのがちょっともったいなかったかな、

 

今思うと。

 

 

不思議なことに、

 

まだそのときは、

 

感覚が回復してなかったから、

 

痺れや痛みは、

 

小さかった。

 

それが運動機能のリハビリには好都合だったのよね、

 

ありがたかったー。

 

 

少し立つ筋肉がついてくると、

 

歩行補助の機械使うのよね、

 

赤ちゃんが歩くときに使うやつの、

 

おおきいもの、

 

よちよち、

 

ピュアに戻る時間をもらった、

 

みたいな。

 

 

今は、

 

痺れててもできることを、

 

楽しんで、

 

まだまだ雲の上を歩いてるみたいな感覚だけど、

 

ゆっくり歩いていきましょー、

 

て感じ。