タイムカプセル 138 | 向日葵のような笑顔〜黒い向日葵?〜

向日葵のような笑顔〜黒い向日葵?〜

櫻葉妄想ブログです。
時折まーくん愛を叫びます(笑)
腐要素ありなのでアラシックで
ご理解ある方のみどうぞ。


「おぅ、お疲れ様。」

ちょっとぎこちない笑顔を松本に向けると
照れ笑いをしながら

「昨日は悪かった。」

そう言ってコーヒーを差し出した。
サンキューって受け取るとひと口啜り

「ん、んまっ。」

疲れた体に染み渡るコーヒーが
昨日の事も洗い流してくれてるみたいで。

松本は隣のイスに座ると

「昨日の櫻井はなんだかふわふわしててさ
  もしかして相葉と上手くいったのかなあって
  そう思ったらさ…」

伏し目がちにポツポツと話し出す。
おれがお前の気持ちを知らなかった事
それがお前をやな気持ちにさせた事

「ごめん、おれが全て悪い。」

立ち上がって頭を下げるとびっくりした松本が

「え、なによ?」

「おれが鈍感だから…」

だから
なんて言えばいいんだよ

すると松本は笑いながら

「知ってる。ほんとに鈍感だもんな。」

そう言っておれの肩を叩く。

「オレさ、昔からお前が相葉の事好きなのは
  わかってたんだ。でもさこの歳になって
  それが上手くいくなんて思わなくて。
  自分でも動揺しちゃったんだよ。」


はぁ〜っと大きなため息をひとつ吐くと


「おめでとう。良かったな。」


つづく…